いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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C組の対戦相手考察

日本の対戦相手がコロンビア、ギリシャコートジボワールに決まった。

まずはこの対戦相手を考察してみる。
過去のワールドカップの成績は以下となっている。

※FIFAランクは2013年11月28日付

コロンビア :       FIFAランク4位
                   過去の日本との対戦:日本の2勝1敗0分
             ワールドカップ4大会出場:3勝8敗2分
              1962年:1次リーグ敗退 
              1990年:ベスト16 
              1994年:1次リーグ敗退 
              1998年:1次リーグ敗退 
 
ギリシャ   :       FIFAランク12位
              過去の日本との対戦:日本の1勝0敗0分
                   ワールドカップ2大会出場:1勝5敗0分
               1994年:1次リーグ敗退 
               2010年:1次リーグ敗退 

コートジボワール : FIFAランク17位
          過去の日本との対戦:日本の0勝1敗1分
          ワールドカップ2大会出場:1勝5敗0分
           2006年:1次リーグ敗退 
           2010年:1次リーグ敗退

日本 :             FIFAランク48位
                   ワールドカップ4大会出場:4勝7敗3分 
                     1998年:1次リーグ敗退 
                     2002年:ベスト16 
                     2006年:1次リーグ敗退 
                     2010年:ベスト16 

日本はFIFAランクでは最も劣るものの過去のワールドカップの実績では
勝ち星の4勝、ベスト16が2回と一番上なのである。

日本にとってこの組み分けはどうだったかというと
簡単に言えば、楽な組に入ったと言わざるを得ない。
なぜなら過去のワールドカップ優勝経験国と同居していないからだ。

ワールドカップとうのは今度で20回目となるが優勝国は
ウルグアイ、イタリア、ブラジル、ドイツ、イングランド、アルゼンチン、フランス、スペイン
は8か国しかでていない。
初優勝は非情に難しいし、初優勝が地元または隣国以外だったのは
ブラジルが寒いスウェーデンで優勝したのと、
地元大陸に優勝経験国が出ていない前回南アフリカでのスペインだけなのである。

それと、日本の選手というのは名前負けしてしまうところがあるから
ドイツ、スペイン、ブラジルなどと同居するよりはるかにましである。

日本にとっては初戦がすべてでコートジボワールの勝つと2連勝で早くも決勝トーナメント進出を決められる可能性がある。
こんなことを考えられるワールドカップなど過去にはなかったことだろう。

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そうすると日本が考えられるのは決勝トーナメントの対戦相手などを考慮した戦いとなる。
日本の入っているC組はD組の1位か2位と決勝トーナメントの1回戦であたる。
考えられるのはウルグアイイングランド、イタリアである。
決勝トーナメントの1回戦でいきなり優勝経験国とあたるのはキツイところもあるが、
ドイツ、スペイン、ブラジルなどに比べればこれぐらいの相手には勝てないと上位進出など望めない。
決勝トーナメントの生きるか死ぬかという場面でこういう相手と戦うところこそ
サッカーファンが昔からあこがれていた場面ではなかろうか?

その場合、避けたいのはウルグアイとなる。
なぜなら地元大陸だからである。これがヨーロッパ開催だったら絶対にウルグアイがよい。
イングランドやイタリアなら今の日本であれば十分に勝機があると思う。

そして、もうひとつ考えなければならないのは開催国との対戦である。
前回の南アフリカは実績のない国で参考外だけれど、
基本的に開催国はベスト4以上まで勝たせるというFIFAの思惑(スポンサーの思惑)でもあるというのがワールドカップである。

過去にもドイツ、韓国、フランス、イタリア、アルゼンチン、西ドイツなどがそういう結果になっている。
南アフリカ、日本、アメリカ、メキシコなどは力不足の例外である。
そう考えると、決勝トーナメントの山で準決勝まではブラジルとあたらないところに入りたい。
ブラジルはなんだかんだいっても1位抜けするだろうから日本は2位であがった方がいい。
ただ、ブラジルも大変なのは決勝トーナメントの1回戦で早くもスペインかオランダとの対戦となるところである。
今大会で開催国であるブラジルを破る可能性があるチームはというと過去の相性などを考慮すると以下となる。

アルゼンチン、ウルグアイ、フランス、イタリア、オランダ
付け加えるなら実力的にドイツ、スペイン
もっと広げれば身体能力のあるアフリカ勢

日本はブラジルを破った国と対戦する方が勝つ可能性が大きいのだ。
決勝トーナメントを2位で上がると
1回戦でイタリアかイングランドを破り、
準々決勝でスペインを破り、
準決勝でアルゼンチンを破り、
決勝でドイツに勝つ。

こういったシナリオで優勝までの道程が見える。
優勝すると優勝経験国を4連続で破っての快進撃での奇跡の優勝なのだ。

ブラジルはアルゼンチンとは決勝まで当たりたくないんだなというのがわかる組み合わせである。