いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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初戦のコートジボワール戦は残念ながら逆転負け

さすがにW杯が開幕すると大忙しで、それに眠い。

それに日本の敗戦が重なるとさすがにげんなりする。

戦前から予想されたものの今大会を見ていると、やはり北部での試合は暑そうで
南部での試合とかなり選手の動きが違う。

マナウスでの「イングランドvsイタリア」などかなり動きが重く
終了間際になってもイングランドの選手の気迫は伝わってこなかった。

それに比べれば、日本の終了間際の攻めは実らなかったものの
ドイツやブラジルでも負けているときにやるゴール前へのロビング先方であった。
時間がないときには中盤を省略してゴール前へは当たり前である。

試合後にああいうのが日本のサッカーではないとは言ってもそれをしょうがない。
こぼれ球を拾ってそれからショートパスという可能性もあるから。

いつも気になるのが、日本の選手のよく言う
「自分たちのサッカー」

まあ、日本のサッカースタイルは昔からショートパスをつないだ小気味よいサッカーである。
それをスタイルがないとか、中田が言うような「自分たちの表現したいサッカー」
をというのはあまり理解できない。

ドイツでもブラジルでもそれなりのスタイルはあるものの
目の前の1試合を勝つために相手との力関係とかスタイルなどで
作戦を変えてくるものだ。


今日のコートジビワール戦に関して言えば、中盤を取れなかったことが敗因だと思う。
それはコートジボワールが日本のことを研究してそこを抑えたことに他ならない。

後半逆転されたが、前半の方が内容は悪く、3点取られれてもおかしくなかった。
特に中盤の左サイドの香川のところで取られたり、パスを寸断されていたのが目立った。
それはやはり研究されていたのだろうと思う。

日本に勝ち目があったとすると、1点とったあとに2点目をとる大きなチャンスがあったときに
取れなかったことだろう。

やはり1点では勝ち切れるチームではなかった。
試合展開を読んで1点差でものらりくらりやれればいいのだが、
それは日本人が最も不得意とすることだ。

現実に今後のことを考えていくと、決勝トーナメント進出はかなり厳しいと言える。
それは初戦を落としたチームは決勝トーナメントに進む確率が10%にも満たないとう過去の
データだけではない。
C組の1戦目の結果から今後の展開がある程度予想できるからだ。

仮にコロンビアがコートジボワールに2-1で勝ったとしよう。
そして日本もギリシャに2-0で勝ったとしよう。

すると、その時点で勝ち点は

コロンビア:6
コートジボワール:3
日本:3
ギリシャ:0

そうなると、3戦目でコートジボワールギリシャに勝つ可能性が高い。
そうなると日本はコロンビアに勝つしか道は残されていない。
そしてコロンビアも2戦目で勝ち点6でもグループリーグ突破が決まらない。
3チームが2勝1敗で並ぶ可能性があるからだ。
よって3戦目もメンバーを落とすことなくコロンビアは襲いかかってくる。

そして3試合目に日本が死力を尽くして3-2でコロンビアに勝ったとしよう。
すると

コロンビア:6
コートジボワール:6
日本:6
ギリシャ:0

となり得失点差の勝負になる。
そうするとギリシャに3点差で勝ったコロンビアは抜けそうである。
日本とコートジボワールは得失点差の争いとなるわけであるが、
その場合、最終戦が望みのなくなったギリシャを相手にしているコートジボワール
圧倒的に有利であろう。

要は2戦目で日本がギリシャに4点差をつけて勝つか、
コートジボワールがコロンビアに引き分けか勝つ結果になっていないと
日本はコロンビアに勝つだけでは自力突破がなくなるとみていいのだ。

2戦目は日本を応援するだけでなく、コートジボワールも応援しなくてはならない。