いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

Yahoo!ブログで書いていた「水平線の先にある夢」の続きをこちらで書いています。2018以前のコメント付き過去記事はFC2ブログにあります。https://w2002moni.blog.fc2.com/

W杯プレーオフ「チェコvsノルウェー」を観て

チェコネドベドが復帰した。
ユーロ2004のとき国内で戦犯扱いされたときには、2度と代表には戻らないと
語っていた男がである。
2002年のベルギーとのプレーオフ第2戦の試合前、
「ワールドカップに出たことの無い選手で終わりたくない」
と語っていたのが強く印象に残っているが、あのときは
ネドベド自信がレッドカードで退場となり、地元観衆の前で
試合を壊してしまっただけに、復帰してくれたのは、1サッカーファンとして
うれしい限りであった。
今回のノルウェーとの戦いは、チェコが圧倒的に前評判がよかったが、
4年前のチェコの惨状の記憶もあり、私はノルウェーは手ごわいと思っていた。
とくにヤン・コレルの負傷による長期離脱、たよりにならないトマス・ロシツキー
など不安材料は多かった。
まず、1st Regは、ノルウェーホームであったが、とにかくグラウンドが
ひどい状態でパスをつなぐチームであるチェコが不利だったが、なんとかスミチェルの
1点を守りきってしのいでいた。ノルウェーとしてみれば、カリューの頭まがけての
ロングボール一辺倒の方がチェコにとって脅威だったと思うが、何か地元での
覇気の無さ目立った試合だった。
2nd Regのチェコプラハトヨタ・アレナではキャプテンのガラセクが
出場停止となったためにネドベドがキャプテンマークを付けていた。
チェコにとってガラセクの穴は大きいと思っていたが、この試合はネドベド
大車輪の活躍で念願のW杯出場を決めた。
試合終了のホイッスルを決めた後のネドベドのガップポーズがとても印象的だった。
「ワールドカップに出たことの無い選手で終わりたくない」
と言っていた男は、このプレーオフ2戦だけでなく必ず来年のW杯のピッチに
立つことだろう。おめでとう、ネドベド

しかし、同日にスタジアム観戦した「日本vsアンゴラ」戦ときたら、
これらプレーオフの試合と見比べると適当に遊んでいるようにしか見えない。
親善試合とは言えインターナショナルAマッチ(FIFA公認正式国際試合)
なのだ、国と国が戦って何勝何敗という戦跡がずっと残るのだし、
FIFAランクを上げて少しでも自身を深めるために3-0で勝つべき
試合だったろう。