いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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サッカーの若年層指導とシュタイナー教育

先日、日本サッカー協会公認のU-6(6歳以下)のキッズリーダーの認定講習会を受講した。

私が所属するチームの友人もC級ライセンスを取得しており、その友人からも

近年の日本サッカー協会の指導指針及び指導者養成カリキュラムについては

かなり充実していると話しを聞いていたし、サッカー雑誌やその他のメディアでも

報道されているように、全国的な組織としても日本のスポーツ界では群を抜いている

ことは知っていた。

実際に受講してみると、やはりテキストなども充実したものだと感じた。

近年まで若年層の指導をどのように行うかについてはサッカー協会もいろいろな

指導を行いながら、方法を変え現在に至っているというこであった。

現在は、テキストの内容をみてもスポーツだけでなく、世界中の子育て論を

吸収して、発育過程でどのようなことをやっていけばいいか、現代社会の環境変化、

心理学的なもの、さまざまな要素が考慮されており、さながらサッカーの教本と

いうより総合的な子育て本という体をなしている。

よって、6歳以下ではボール扱いよりもむしろ体を動かすのを楽しく感じて

もらうためのものがほとんどであり、ボールを蹴るという行為自体は多くは無い。

むしろ、氷鬼ごっこやころがしドッチボールや手でボールを扱うことが多いのだ。

かつての指導指針はそうではなかったらしい。

やはり昔はできるだけボール扱いに慣れることを優先していたのではないかと

思う。中村俊輔小野信二も幼稚園のころからボールを蹴っていたというのだから

この年代でボールを蹴ることがどの程度効果があるのかわからなくなってしまう。

で、ここからが本題なのだが、

子育て方法の一つにシュタイナー教育というのがある。

この教育方法への信頼度の高い人にとっては、新興宗教に洗脳された信者の

ようになっている人もいるかもしれない。

私もこの教育方法の効果というか信憑性に関してはかなり信頼できると思うし、

うちの息子にもある程度実践している。

ところがである、シュタイナーの教え(というか研究結果)では、

幼児期?に(ボールなどを)蹴るという行為は凶暴な人間になるという

データがあるそうだ!

詳細なところは私もわからないが、では実際サッカー選手はどのようにして

いつごろからボールを蹴ればいいのか?

物事の判断がつくようになる10歳ごろ?

ではそれからやわらかいボール扱いのできるテクニシャンのファンタジスタ

育つのか?まあ、体力系の選手ならもっとあとからはじめても大丈夫だろうが。。。

この相反する事柄に対して日本サッカー協会の強化委員会はどのような

考えなのだろうか?