これまで、よりよい住まいを求めるにあたっていろいろな人にあった。
最初は何も知らずに近所の住宅展示場へ行ったが営業の人の言われるままに話しを聞いていた。
その後、OMソーラーの広告を見てそういうものがあることは知っていたが
実際にいいのかどうかはわからず、ただ木が露出しているので、いいのかな?
ぐらいにしか思っていなかった。
これ編はもう7、8年も前のことだろうか?
次にソーラーサーキットの内覧会が近所であったので行ってみた。
このときのことは少し覚えている。
まだ、珪藻土が一般的ではなかった時代のころに珪藻土を壁に塗っており
これまでみたことのない質感だった。
僕はこのころ住宅のことは何も知らなかったので何となくビニルクロスの方が
いいと感じていた。そこでは比較のため、1部屋だけビニルクロスの部屋があった。
夏だったのだが、そのビニルクロスの部屋だけムッとする熱気がこもっていたが
他の珪藻土塗りの部屋はカラッとしていた。工務店の人の説明によると
珪藻土という土は給放出性があるがそれ自体だけでは固まらないので、固める素材が
難しくハウスメーカーなどは費用がかかるので手を出さないのだと言っていた。
その工務店は独自に固める素材を研究している最中とのことだった。
たった5人の工務店だったということが印象的だった。
このときもまだ僕には家の良し悪しを判断できる知識を持ち合わせていなかった。
ここまでが、ドシロート状態での経験である。
少し変わってくるのが、シックハウスがマスコミでも叫ばれだした90年代後半
に「健康な住まいを手に入れる本」という本を読んでからとなる。