いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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1982年チャンピオンズカップ決勝での衝撃

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ここでは、1982年スペインワールドカップの観戦記のコラムを連載しています。
コラム一覧は以下です。
http://blogs.yahoo.co.jp/w_cup_2002/folder/1439644.html
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1982年スペイン大会が始まる直前のことだった。
その年から、第一回トヨタカップが始まることになっていた関係で、
いつもは放送すらないヨーロッパチャンピオンズカップの決勝が長崎でも放送された。
録画放送ではあったが、それは強烈なインパクトがあった。
部屋にテレビがなかったので、近所のアパートを住んでいた友達部屋で見た。

対戦チームは「バイエルン・ミュンヘンvsアストン・ヴィラ」だった。
バイエルンの方には、ルンメニゲとブライトナーを中心にズラリと豪華メンバーを揃えていた。
対するアストン・ヴィラはFWのピーター・ウィズ(後にタイ代表監督になった)
に合わせてカウンターで勝機を見出そうという戦いだった記憶がある。
試合は圧倒的にバイエルンが押していた。
試合の序盤だっただろうか?
ブライトナーのセンリング(クロスというより戻り気味のライナー性のセンタリングという感じ)
が遠くゴールから離れた方向に蹴られてしまい、そこには人がいないところだったので
あーあ、人のいないところにミスキックか?
と思ったその瞬間だった!
誰もいないはずのところに跳んだそのライナー性のボールが突然方向を変え
鋭くゴール方向へ飛んだ!
な、なんだ?今のは!!!?
リプレイのスローでわかった。
なんと、それはカール・ハインツ・ルンメニゲ
バイシクル・キック(オーバーヘッドキック)をやったのだ!
そのとき寝転んで、観ていたのだが、そのプレーのときには
(五島弁で)「なんか?今のは?」
といって瞬間的に体を起こしたくらいビックリしたプレーだ!
本当にびっくりした。
今でもそのときの衝撃は残っている。

サッカーファンには大抵、メキシコ・アステカスタジアムのマラドーナ
五人抜きなどがよく言われるけれど、僕にとっては、未だに
あのときのルンメニゲのプレーの衝撃がNo.1だ!
(ちなみに、No2はEURO'88決勝のファンバステンボレーシュート

結局、バイエルンは攻めても攻めても点が入らず、カウンター1発で
ピーターウィズが決勝点を決めて、日本にはアストン・ヴィラが来ることになった。

しかし、ルンメニゲのスーパープレーを見たことによって、スペインW杯の
興味は一層増すことになった。
当時のサッカー雑誌は月刊誌しかなかったが、「イレブン」という雑誌があり、
それを読むことによってだけW杯の情報が得られていた時代だ。
サッカーマガジンもあったが)
映像でのプレーを見て気持ちが盛り上がってきた。

いよいよ、僕にとっての2度目の胸高鳴る季節がやってこようとしていた。


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