いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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日本代表23人決定!サプライズ?

日本代表23人が決定した。

僕は、この日、体調不良で寝込んでいるカミさんに代わって、
子供を学校へ向かえに行った車の中のラジオで生中継を聞いていた。
ちょうど、息子が学校が終わって車に乗ったところで23人の名前が読み上げられ始めた。
今回、W杯の代表メンバー発表生中継を聞くのは初めてだが、結構、緊張感がある。
ラジオでもTVでもいろいろな局が生中継をやっていて、本当に国民的関心事になっている
ことが実感できる。
予想をブログに書くつもりだったが、Ticket取りやその他の用事で忙しかったため
ブログも間隔が空いてしまった。

23人の予想については松井選手と玉田選手が入るのかどうかが焦点だと思っていた。
巻、佐藤が選出されれば活躍のチャンスがあると思っていたが、最近のジーコ
発言からしてまずないと思っていた。
そして、発表される順番がGK、DF、MF、FWの順であったのだが、呼ばれる順に指を
折って数えていたところ、MFで中村俊輔選手がなかなか呼ばれなかったので、
本人もドキドキしたことだろう。
その後、FWの名前が呼ばれ始めたとき、松井選手の落選がわかった。
玉田選手はしっかりと名前が聞こえた。
そして、最後の23人目、”マキ”!!
その瞬間、会場から”ウォー”のどよめきが聞こえた。
最初、巻選手の代わりに誰が落選したのかわからなかったが、ラジオの中継の
中ですぐにそのことが焦点として話しあわれたので、そういうことだったかと思った。

たしかに、最近の久保選手の動きはよくなかった。
スコットランド戦などは巻選手の元気のよさが目立っていたのに対し、久保選手の
動くの悪さが目立っていた。

本当にこのような、発表というのは悲喜こもごもだと思う。
前回、ギリギリで落選した中沢、中村、久保選手だったが、明暗が分かれてしまった。
とくにギリギリで落選した選手がベテランの場合は特に悲哀を感じてしまう。
まだ、25、6歳であれば次にもまだ大きなチャンスがあると思われるけれど、
やはり30歳前後の選手には厳しいものだと思う。

あのフランス大会時にも、三浦カズ、北沢選手が現地に行ったところで、落選して
しまった。あれは、どうなのだろう?当時のTBSのスーパーにゲスト出演していた
柱谷哲司選手、長谷川健太選手の反応も同じようなものだった。
柱谷選手:「やってくれたなーという感じですね。これまで日本のサッカー
を引っ張ってきたカズのプライドとかそういうものをズタズタにしてくれたなという。。。」
長谷川選手:「ベテラン選手と若手では違うと思うんですよね」

本当にベテラン選手にとっては酷なことである。
それでもさすがジーコである。
落選した選手にも敬意ある発言をしていた。
コンディションが戻った久保選手を使いたかったのは当のジーコなのだから。。。

もう誰の名言か忘れてしまったが、
「スポーツ選手は負けたときの態度がその選手の価値を決めるのだ」
と、今回に照らせば、落選した選手の態度と発言になるのだろう。
今回の久保選手もりっぱなものだと思う。
「いままで一緒にやってきた仲間だから、がんばって欲しいと思う」
フランス大会時の三浦カズ選手も成田の会見で
カズ:「日本代表の魂みたいなものは向こうに置いてきた」
記者:「岡田監督に対しては何かありますか?」
カズ:しばらく考えて「・・・ないです」

悔しくてしょうがないはずなのに、りっぱである。

W杯では、直前に代表入りした調子のいい選手がブレイクして活躍し、
チームを牽引して大会を盛り上げた歴史がある。
巻選手にはぜひ、そういう気概でプレーして欲しいものである。