いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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6月16日(金)① ついに出発の日

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6月16日(金)① ついに出発の日

ついにドイツへの出発の日が来た。

ついにという感じであるが、出発までの数日はDVDの予約録画対策に苦心していた。
留守中のDVD録画予約設定をするため、もともと録画してあった番組をHDから
DVDにコピーして空にしなければならず、それから、民放、NHK、スカパーの各試合、
ハイライト番組を予約作業を行うことで、一昨日、昨日と連続で徹夜に
なってしまった。昨日はソファーで2、3時間ウトウトしていただろうか?

録画は念のために友人にいろいろ頼んでおいたけれど、一応、自分で録れる
ものはできるだけ予約を入れておいた。それでも、容量が足りなかったので
NHKの試合は予約できなかった。友人が録りそうもないハイライト番組を
優先して予約することにしたのだ。

この作業は本当に大変だ。W杯が始まる前の特集番組をたくさん録っていたため
HDにいろいろな帯番組が入っていたので、できるだけ同様の番組をDVDごとに
まとめてコピーしたかったけれど、最後はスピード勝負になったので、単に
時系列コピーでDVD-Rに片っ端からコピーした。コピーさえしておけば
後からどうにでも編集できるからだ。(ホントにそんなに時間かけて、編集する
のか?)まあ、人生、気長に楽しめばいいじゃないか。

1週間ほど前から、持ち物リストを作り、いろいろ集めておいたが、
どのバッグに入れていくか最後まで迷った。
大きな登山用リュック、大きなスポーツバッグ、スーツケース。
今回、B-Kisでリュックにもなる小さめのリュックを安く購入していたのだが
どう考えても容量が小さく思えた。息子はそれで行ってほしかったようだが、
やはり当然のように旅行中は荷物が増えてくる。大は小をかねるのだ。
結局、迷った挙句、従来から持っているスーツケースで行くことにした。
列車が込んでいることも聞いていたので、座れなかったときはスーツケースに
腰掛けられるのも便利かなと思った。
それでも、荷物を詰め込んでいるとスーツケースはパンパンになった。

徹夜になったので、時間的には余裕だったのだが、念入りに持ち物チェックを
行ったり、シャワーを浴びたりしていたら、結局、乗る予定の電車のギリギリに
なってしまった。
それにしても、長い旅行に出るときにはいつも忘れ物がないか気になる。
今回は入念に時間をかけてチェックしたので大丈夫だろうと思った。
出発時のいでたちといえば、すでにバスに乗るときから青いサポーターTシャツ
を着ているので周りの人にはすぐにドイツに行くのだとわかるだろう。
バスから電車に乗り換えて新宿駅に向かった。
新宿駅についても、他にサポーターらしき格好をした人は見当たらなかった。
成田空港に着けばたくさんいるだろうと思った。
新宿駅南口のコンコースで日本代表のサポーターグッズを売っていたが、
準備は万端だし、荷物を増やしたくなかったので、スポーツ新聞とお弁当、
雑誌ヤアだけ買って成田エクスプレスに乗り込んだ。

新宿駅成田エクスプレスに乗り込んだときには、まだ周りはあまり人が
乗っていなかったが、東京駅からたくさん乗ってきて、僕の隣にも団体の
お客さんが座った。台湾にでも行くような団体さんだと思った。
車内ではお弁当を食べて、新聞を読んで過ごした。
窓際ではなかったので、そうした。窓際の席だったら、ぼんやりと車窓を
眺めて過ごしたと思う。

ほどなくして成田空港駅に着いた。
飛行機はキャセイ・パシフィック航空なので、第一ターミナルだ。
SUICAで運賃精算していたら改札を出るのが、ほとんど最後の乗客になった。
出発までの時間は余裕だし、一人なので誰も待たせるわけでもないので、
ここら辺は気楽なものだ。
改札を出て、まずは、予約してあったVodafoneの携帯電話の手続きに向かった。
案内書でブースの場所を聞き、着いてみると、他の客は1人しかいなかったので
予約票を見せると、既に用意してあったレンタルセットをすぐに渡された。
予約時に20分ぐらい手続きにかかり、その手続きをするのに並んだりすると
聞いていたので、あっけなく3分もかからずに受け取れたのには拍子抜けした。
パンパンなスーツケースに工夫して備品セットを詰め込んでから、出発フロアへ向かった。

出発フロアへ着いた。
この第一ターミナルの北ウィングは、19年前、初めての海外旅行に一人で行ったときに
不安げに待っていた思い出のフロアだ。
あのときは、福岡空港を朝出発して成田空港に着いたのだが、出発フロアに着いても
他のいろいろなツアーの案内掲示板はあるのに、自分のツアー案内が出ていないで
不安になったっけ。たしか、5時間も前の乗り継ぎ便で着いたので、単にまだ、
掲示板に出ていなかっただけなのだが、なにせ初めてであり、一人であったために
不安でしょうがなかったなあなどと昔のことを思い出していた。
海外へはその後も何回も行ったけれど、一人で旅立つのはあの時以来だった。

出発フロアへ来て見て意外だったのは、一目見てサポーターの格好をした人が
見当たらなかったことだ。
今回のW杯は、クロアチア戦、ブラジル戦の間が3日しかなく
その間に「スウェーデンvsイングランド」「オランダvsアルゼンチン」などの
好カードがあるために、この1週間に渡独する人が集中しているということだった。
飛行機の予約をするときもこの週末の出発便と1週間後の週末の帰国便は
世界中のどこを経由する便でもほとんど満席で確保するのにてこずったこともあり
とても意外だった。過去に行った’97韓国、ジョホールバル、’98フランスなどの
ときには既に成田空港内でサポーターと一目でわかる人たちがたくさんいたのに
どうしたことだろうと思った。明日の土曜日なら多いのだろうか?

今回も集合時間(といっても航空券を受け取るだけ)
までまだ1時間以上もあったので空港の中を探検して回った。
一通り店を見てまわったあと、公衆電話から家に電話したが不在だった。
集合時間にはまだ15分ほど前になったので、早めにカウンターに行ってみた。
既に受付できるようになっていたので手続きしようとしたら、スーツケースは
重量オーバーで機内持ち込みできないということだった。
必要な荷物だけ出して預けるしかなかった。
初めてここで海外旅行に出発したとき、係員がクレームタッグを別の飛行機のものを
貼り付けたために、やっかいなことになった記憶があるため、なるべく荷物は
預けたくなかったのだがしょうがない。
まだ早かったので席を選べることができた。もちろん窓側をオーダーした。
30分まえまでにゲートに行けばよかったので、もう一度フロア内をブラブラ
することにした。

そして、ドラッグストアを見つけたので、カロリーメイトなどの非常食と
機内用にポカリスウェットを買った。
そして、展望デッキにでてしばらく飛行機の離着陸を見ていた。
その展望デッキの近くは飲食店街になっていたのだが、飛行機の出発は17:00であり、
飛行機に乗ったら機内食もすぐ出ると思ったので夕食を食べるかちょっと考えたが、
げんこつラーメンの店があり、ラーメンだけならちょうどいいかと思ってラーメンを食べた。

そのあと、ローソンがあったので、ジュースをパンを買った。
出発時間の40分ぐらい前だったろうか、出国カウンターへ向かった。
かつては出国カードを書かされたものだが、今は書かなくてよくなったらしい。
パスポートと航空券を見せるだけでよくなっていた。
パスポートチェックを終えて搭乗ゲートへ向かった。
出発前に家に電話して息子の声を聞きたかったので、電話を探しながら搭乗ゲートに
向かったのだが、搭乗ゲートのすぐそばに公衆電話があった。
2回ほど時間を置いて電話したけど、まだ、家に帰ってなかった。
ちょっと、残念だった。

これから香港経由で長いフライトになる。
期待と不安の入り混じった気分で搭乗した。