いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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6月16日(金)③ 香港国際空港

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6月16日(金)③ 香港国際空港

香港国際空港に着いた。外はもう暗かった。
香港へは1989年のイタリアワールドカップ予選以来である。
とは言っても今回はトンジットだけだからあまり「来た」うちにははいらないかもしれない。

1989年のときには、街中にあった古い空港「啓徳空港」(Kai Tak International Airport)に
降り立ったものだが、そのころは空港が香港の摩天楼の街中に位置していたためパイロットから最も
離着陸の操縦が難しい空港として知られていたらしい。ただ、慎重に操縦するから事故は少なかった
ようだ。その前回訪問時は、5月下旬だったのだが、空港から一歩外に出た瞬間、「ムワッ」とする
湿気とともに猛烈な暑さにびっくりして、「よくこんなところで、人間が生きてるな。3日間こんな
ところに滞在するのか?これは大変な思いをしそう」と思ったものだった。今回は空港内だけなので、
外には出なかったが、機体から出てすぐのところだけすきまから外気が入り込んでいるので、その湿
気と暑さを少し感じることができた。もう夜なのにやっぱり暑いところだなと実感していた。

現在は郊外に海上の新空港ができている。今回はこの新しい香港国際空港に着陸した。
香港国際空港のHP http://hongkong.7as.net/airport/
空港では待ち時間が3時間もあった。
この時間帯にちょうど「アルゼンチンvsセルビア・モンテネグロ」の試合が行われているはずだった。
隣の席に座っていた青年(以後Y氏)も見たいということだったので
一緒に空港内のテレビ放送しているところを探してみることにした。
案内図を見てから歩きだしてみると、免税店のショップはところどころ
あるもののテレビはなかなか見当たらなかった。
香港国際空港はターミナルから出て大きくYの字型の出発ゲートを構成
しているが、かなり広い。
最近できた新しい国際空港は韓国ソウルのインチョン空港もしかりで本当に大きい。
発着していないゲートも多く見受けられ無駄に大きいように思われるが、将来を見越してのことだろ
う。
ターミナルからY字の分岐点まで来ても、まだ見つからず、ここから先の
突端まで行くか、ターミナルに戻るか考えたが、次の飛行機の搭乗口が
ターミナルからかなり離れた突端の方だったので、距離はあったが、
突端の方まで行ってみることにした。
すると、そのほぼ突端の方に台湾料理店らしき店があり、その中で
何台かの液晶TVで試合を映し出していたので、とりあえず入って
液晶テレビの下のテーブルに腰を下ろした。

たしか、その時点ですでにアルゼンチンが2、3点入れていたと思う。
飲食店なので、飛行機でまた、機内食がでてくると思ったが、夕飯をとることにした。
注文時は久しぶりに日本語が通じない状況だったが、料理に写真がついていたので、苦労しなかった
し、注文した料理も牛肉と麺の入った料理で結構おいしかった。
食後にかき氷風のトロピカルジュースも注文したが、これもなかなかおいしかった。
日本でもこういうものを出す店があればうれしいのに。。。

試合では、今大会初めて期待されていたメッシが登場して得点した。
私は好きなタイプの選手ではないが、ファンにとってみればうれしい得点だっただろう。
退場もあったが、試合はアルゼンチンの圧勝だった。
戦前の予想では堅守が売りのセルビア・モンテネグロがこのような結果になってしまったのは残念でしかたない。C組は死の組と言われ、第3戦までもつれると思われたが、常連国が早々と勝ちぬけを決めてしまったために、3戦目の興味が大きく薄れてしまった。

試合が終わって、店を出た。
出発ゲートの前に着いたのはちょうど40分ぐらい前だっただろうか?
Y氏は搭乗する前に着替えたようだった。
もう深夜なので、椅子に座って少しウトウトしていた。
ほどなくして搭乗の時間になった。