いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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6月17日(土)① 香港→フランクフルト機中

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6月17日(土)① 香港→フランクフルト機中

フランクフルト行きの飛行機に搭乗した。
成田で、この便でも窓際をオーダーしていたので窓際の席だった。
またK列だったので機体の右側である。
これまで何回かヨーロッパに行ったときには、
・直行便がない時代のアンカレッジ経由での北極上空ルート
・上海、デリー経由の南回りのルート
・直行便でのシベリアンルート
と3つのルートを使ったことがあるが、なぜがすべて右側の窓際に
座っているような気がする。
よく考えると、東京から南下するときは、右側に富士山が見えたり
他の街や地形が見えておもしろいのだが、左側は海の割合が高いので右側がよいと思う。
香港からフランクフルトへのルートで考えると、右側だと中国大陸を横断するのとシベリア
が見えるのだろう。左側だともしかしたら、遠くにヒマラヤ山脈が見えるのではないか?
そう思うと、左側をオーダーしておけばよかったと後悔した。
ただ、通過時は夜なので見えなかったかもしれない。
たしか、南回りでインドのデリー経由で行ったときも夜だった。
そのときは右側に座っていて、右側にヒマラヤ山脈が見えるはずだった。
エベレストなどいつかは見てみたいものだ。

座席は今度はB-747なのか確認しなかったが、座席の並びが3-4-3だったので
おそらくB-747だったのだろう。
左隣の2席には日本人の夫婦が座っていた。
着席したときには既にそうとう眠かったのだが、
すぐに夕食が出てくると思ったので、寝ないで雑誌でも読んでいた。
しばらくして、飲みものが配られたので、アップルジュースをオーダーした。
早く食事を食べて寝たかったが搭乗して1時間ぐらい経ってからやっと夕食が出た。
チキン料理と牛肉料理からの選択だったので、牛肉料理をオーダーしたら、
ちょっと切らしていて、後から持ってくるとのことだった。
香港国際空港で食事していたので、あまりお腹は減っていなかったのだが、
とにかく早く食べて寝たい気分だった。
隣の夫婦はチキンの料理をオーダーしており、見ると、かなりおいしそうだったので
そちらにすればよかったかな?と思った。
しばらくして、牛肉料理が来た。
こちらもチキンに負けないような見栄えだった。食べても結構おいしかった。
同時に飲み物は何がいいか、フライトアテンダント(FA)
[最近はスチュワーデスという言い方はあまり聞かれなくなりましたね]
から聞かれたので、成田→香港のフライト時と同様に「ウーロンチャ」
とオーダーすると、冷たいウーロンチャは日本と香港を結ぶ便でしか供給されないそうで、
香港ではホットしか飲む習慣がないから乗せていないと説明を受けた。
これはこれで、自分なりの発見であった。

食べ終わり、コーヒーをもらって飲んだ。
やっと寝れるときが来たと思った。
それが、なぜだか眠れない。体は睡眠不足でヨレヨレなのに
浅い眠りしかできなかった。
朝食が出るまでが長かった。
窓はブラインドを下げてはいるが、ときどき開けて覗いてみると
延々シベリアなのか中央アジアなのか広大な大地が見えるだけであった。
湖が見えても記憶にある形のバイカル湖カスピ海ではないことはすぐにわかった。
それらの湖であれば過去に上空を通過したときに形ですぐにわかったから、
今回違うということがわかりやすかったのだ。
外を長く見ていると眠れないので何度も眠ろうとトライしたが、結局、
ウトウトしている状態のまま朝食の時間になった。

朝食もあまり簡単なものでなく、しっかりと食べられるものだったように記憶している。
プラスチックのナイフ、フォーク、スプーンは持ち帰ると、
現地で重宝することは知っていたが、なぜだか今回は面倒くさく思い、
持ち帰らなかった。持ち帰れば、重宝したのに。。。

窓を開けて明るくなって、到着が近くなってくると、
眠気よりもワクワクする気持ちの方が大きいのか、特に眠くはなくなっていた。

このころになって隣の日本人夫婦と話しをした。
彼らは、シュツットガルトで行われる「スペインvsチュニジア」のみチケットを
持っているとのことだった。
明日のクロアチア戦は見ないのか聞くと、先にドイツ入りしている友人チケットを
手に入れていれば見るということだった。
やはり、観戦のために訪れる日本人は人それぞれである。
自分などはせっかく大金かけて、会社を休んでいくのだから、
ある程度の期間で見れるだけ見ようという考えなのだが、みんなそれそれ
事情もあるだろうし、経験や情報量、人脈などによって行動は違ってくる。

窓の外を見ると既にヨーロッパの街が見えていた。
久しぶりのヨーロッパだなと実感する。(フランスW杯依頼8年ぶり)
着陸間際にフランクフルトのバルト・シュタディオンが忽然と姿を現した。
しばらくすると、機体はフランクフルト国際空港へ着陸した。