いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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6月17日(土)③ フランクフルト国際空港

念願のクロアチア戦のチケットが確保できた。

今回、FIFAはConditional Ticketなるものを設定し、空席対策をしたのだが、
これはなかなかいい方法だったと思う。
なぜなら、これまでの大会では直前に余っている席が空席になっていただけであったのが
この方法を採用したことで、直前でも正規料金でチケットをGetできる観戦客が増えたからである。
Conditional Ticketとともにチケットのキャンセル&リセールができるようになったこともよかった。
Conditional Ticketは事前に代金をクレジット引落としされるということがちょっと不安にはなるけ
れども。。。
あとでわかったことだが、Conditional Ticketの割当ては試合を行う当事国のサポーターが
優先されたようだ。

Conditional Ticketはキックオフの36時間前までに割当てがなければ、落選となり
後日、引き落とされた代金が払い戻される仕組みとなっていた。
今回、これには苦労させれた。当選メールが日本にいるうちに来れば何の問題もないのであるが、
現地ドイツに入ってからは、メール受信も困難だし、紙の印刷も困難だからだ。

当選の場合、登録したメールアドレスに当選メールが届き、そのメールに添付されたバウチャー
を印刷してチケットセンターに持っていき、チケットと交換することになっていた。
それと同時にWeb上で確認できるSTATUSがWaitingからAllocatedに変わるようになっていた。
これの対策として、友人の携帯メールアドレスに当選メールを転送するように設定して
いたのだが、これがうまく設定できていないことが後日わかった。
念のため、メールだけに頼るのではなく、インターネットカフェでSTATUSを友人Kが確認するように
していたのがよかった。
なぜ、メールが転送されていなかったのかというと、

僕のメールアドレス→友人Kのフリーメールアドレス→友人Kの携帯メールアドレス

と設定していたのであるが、すべてのメールを転送設定するのではなく
FIFAからのメールを転送するようにしていた。
僕のメールアドレスから友人Kのフリーメールアドレスへの転送設定は
これまでのFIFAのメールアドレスの@以下のドメイン名の一部を曖昧に一致した場合転送される
ようにしていた。
しかし、
友人Kのフリーメールアドレス→友人Kの携帯メールアドレス
では、過去にFIFAから来た3通りのFromに設定されていたフルアドレスを完全一致で転送される
ようにしていたので、転送されなかったのだ。
どうも、5次販売の当選時のFromアドレスとConditional Ticket当選時のFromアドレスが
微妙に違っていたようなのだ。
パソコンの知識等は友人Kよりも僕の方が仕事がら詳しいので、もっとアドバイスしておくべきだっ
た。念のため、何通りもの転送テストを行っていたのに無駄になってしまった。(残念)

昨日のクロアチア戦のチケット割当ても、当選メールが携帯電話に届いてわかったわけではなく
インターネットカフェに行って確認できたのだそうである。
よって、正式にはメールに添付されているバウチャーを印刷して持っていかなければいけないのだが、
それができないので、Web画面のSTATUSがALLOCATEDになっているところを印刷していた。
たぶんこれでもチケット引き換えしてくれるだろうとは思いつつ、実券を見るまでは多少の不安があっ
た。

友人Kは1時間後ぐらいにカールスルーエからフランクフルト空港のに来るという。
列車到着を考えて待ち合わせはターミナル1側にした。

まずは、ターミナル1に移動することにした。
ターミナル2からターミナル1へは、空港内だけを結ぶ電車に乗って移動するようになっていた。
わずか200mくらいだと思うけれどここで空港の外観が確認できた。
ターミナル1に移動すると、すぐにW杯のグッズを売っているショップが目に付いた。
ここにTシャツやマグカップなどを売っていた。
W杯グッズはこれから開催地を回るとたくさんあるので、マグカップのような割れ物だけ
帰国の際にここで買おうと思った。

そして友人Kを待つ間、軽く朝食を取ることにした。
そのショップの前にあった軽食もできるカフェで軽くパンとコーラで済ませた。

それから、青年Yが列車の乗車券を持っていないということだったので
とりあえず、駅に行ってみることにした。
駅に着くと、乗車券売り場の窓口には列ができていた。
15人ぐらい並んでいただろうか?
待ち時間は20分ぐらいだったが、その間に、自由に持ち帰れる簡易な行き先別
時刻表をいろいろGetしておいた。
フランクフルトからニュルンベルクまでは3時間弱であったのであるが、
フランクフルトで今日行われる「ポルトガル-イラン」は15:00からなので
一旦、ニュルンベルクのホテルにチェックインしてからフランクフルトまで
戻ってきて見るということだった。

この時点で僕は、非常に迷っていた。
ポルトガル-イラン」戦は観たい。
一番いいのは「ポルトガル-イラン」戦を観た後、ニュルンベルクに向かうことであるのだが
それだと、試合が17:00ごろ終わり、中央駅まで戻りニュルンベルクに向かうことになる。
そうすると、ニュルンベルクに着く時間が早くても21:00から22:00ぐらいになってしまうのである。
そうすると、ホテルのチェックインが心配になってくるのである。
このことを考えて僕は、ホテルに事前にレイトチェックインで22:00ごろ到着としておいたので
それでもよかった。仮に早くホテルに到着する分には問題ないという判断もあった。

それとは別に、試合を観ている間の荷物をどうするかはちょっと不安であった。
通常は駅の荷物預かりはコインロッカーなのだが、数が十分にあるのか不安はあった。
この荷物のことも気になっていたのか、青年Yはとにかくニュルンベルクのホテルにまず
チェックインしてから考えるという感じであった。

僕の場合は、友人Kがフランクフルト空港に着いてから話し合って決めようと思っていた。
もし、友人Kが今日の「ポルトガル-イラン」戦を一緒に観るのであれば、
フランクフルトで「ポルトガル-イラン」戦を観てからニュルンベルクに向かおうと
思っていたのである。

極度の寝不足と疲れのせいで、正しい判断ができなくなっていた。
このときの迷いと判断が、結局最後までこの旅を困難なものにしてしまうことになる。