いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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6月17日(土)⑦ カールスルーエ(2)-ピラミッド


携帯のコール?誰からだろう?
出てみると、日本にいる息子からだった。
成田から何度も電話したとき、話しができなかったのでうれしかった。

どうも、寝る前に電話してきたらしい。
こちらはトラムに乗っていて、結構、騒音もするので話し声がどうしても大きくなってしまう。
「こっちはまだお昼だよ」というと、息子は
「こっちは夜だよ」と言う。
時差があることを理解できてるのだろうか?(息子は小学校1年生の6歳)
「今、どこ?」と聞かれたので、
カールスルーエという街でトラムっていう路面電車みたいなのに乗ってるよ」
と答えたが、イメージできただろうか?
(参考URL http://www16.plala.or.jp/caw99100/europa/3/karlsruhe.html
まあ、お互いに声を聞けただけである程度、安心できてるのだ。
海外の携帯電話への電話料金の高さがわかっていないので、息子はゆっくりとしゃべっている。
こっちは、料金がいくらになるのだろうと気がきではなかった。
カミさんとも代わって話したが、
クロアチア戦のチケットが友人Kに2名分割り当てられたので観れそうなこと。
・体調はなんとか大丈夫でいること。
ぐらいを話しただけだった。
息子に「おやすみなさい」と言って電話を切った。

トラム内の他の客は迷惑しただろうと思う。
でも、なんか乗客も少ないし、ほのぼのとした感じであった。

しばらくすると、友人Kの待ち合わせの電停に着いた。
そこはカールスルーエの繁華街の中心のようであり、広いスクエア状の道路に電停があり、
歩行者天国になっている真ん中にはミニピラミッドのオブジェがあった。
(参考URL http://www.asahi-net.or.jp/~JQ7H-ARI/deutsch/karlsruh.html
そこが待ち合わせのポイントになっているようだった。
友人Kはこのミニピラミッドで待ち合わせしていたので、僕たちはそこで待つことにした。
広場の雰囲気は露天の店が出ていたりしてにぎやかだった。
待っている間、街の様子をビデオに撮ったり、デジカメで記念撮影などしていた。
友人Kは、また僕のいでたちを見ながら、「かなり目立ってるよ」と言っていた。
僕は、特に海外でのW杯ではそうなのだが、ひと目で日本代表サポーターをわかる格好をしている。
青い応援用Tシャツ(いろいろなバージョンがある)にタイルマフラー、試合当日は鉢巻をしているが
カールスルーエではさすがに鉢巻まではしてなかった。
そのかわり、青い代表応援用の帽子、このときはフランス大会のグッズの青い帽子を被っていた。
こんな格好をしていると他の国のサポーターも声を掛け易いので、どんどん話しかけてくる。
そんな、ふれあいが楽しいのだ。(ただ、語学力が。。。)

待ち合わせの時間を過ぎても、なかなか友人Kの待ち合わせた相手は来なかったが、
10分ほど過ぎたころだっただろうか?やっと現れた。
やってきたのは、友人Kの主であるトルコ人大学生の友人である。
友人Kはこの人物を日本にいる主から紹介されたのだろう。
大学生とのことだが、しっかりしているというか、大人びてるのか、体が日本人より大きいからか
わからないが、自分たちよりかなりの年下なのに違和感がない。
握手をして、友人Kが紹介してくれた。
そこで、数分立ち話をした。言語は英語である。
トルコ人の方はかなり流暢に英語をしゃべっている。ただ、英語を母国語にしていないので
日本人にとっては聞きやすくて助かる。イギリス人やアメリカ人だと早いのでよくわからないのだ。
友人Kもペラペラというわけではないものの、なんとか知っている単語を並べて会話にはなっている。
何日か滞在しているので慣れてきているのだろう。僕は、あまり英語が出てこない。
学生時代は英語は苦手とは思わなかったが、中学校のとき「英語会話」を聞いたりしていたり
していただけではかなり忘れているので思った言葉が出ない。
こういうときには本当に会話できたらもっと楽しいのだと感じる。
それがちょっと残念だ。

友人Kはこの日は10分程度話しをするだけの用事だったので、その場でトルコ人大学生とは別れた。

僕はあせっていた。
その後の予定の時間がせっぱ詰まってきていたのである。