いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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日本の母親とヨーロッパの母親の違い

サッカーD級ライセンス講習会で気になっていることがあったのでインストラクターに質問してみたことがある。

それは、子供のうちは、子供によってスキルも大きく違うので、
ゲームをやると積極的な子はともかく、全くボールから離れたところで
ゲームに参加できていないような子がいる。
こんなときはどう対処すればいいのかという質問である。

インストラクターの答えはこうであった。
(いろいろな方法の中の1つの方法としての紹介ということであった)

日本ではだいたいにおいて、学年単位で練習、試合を行っているので
スキルに応じてグループを分けるという方法であった。

例えば、3年生の子供の例を取ると、
仮にその3年生があまりゲームに参加できない子供だった場合は
1、2年生のグループに入れて練習、ゲームを行わせると適切なレベルに応じた指導ができ
その子自身も少しずつスキルアップできるということなのだそうだ。

しかし、ここで問題になるのが親(主に母親)の反応だそうだ。
日本とヨーロッパでは反応が異なるのだそうだ。

日本の母親は、
「うちの子は3年生なのに、小さい1、2年生のチームに入れてかわいそうじゃないか。
同じ3年生と一緒に練習させて欲しい」
と言ってくるのだそうだ。

ところが、ヨーロッパで、スキルのない子供を同じ学年で練習させると
「うちの子は初心者レベルで同じ学年のうまい子にはまだ着いていけないのになぜ同じチームで
練習させるんだ。同じレベルの1、2年生と一緒に練習させればいいじゃないか」

要するに何が公平かと考え方が違うのだそうだ。
子供のスキルを上げるのにはヨーロッパの母親の考え方の通りレベルにあったグループで
練習させるとボールに触れる機会も増えいいことは間違いないのだそうである。

こういう講習会では、いろいろな知識が増えて参考になる。
やはり、日本代表やプロフェッショナルのことを論じるのもいいけれど、
こういう底辺のところを考えることが必要不可欠なのだと実感できた。

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