いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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あぶない形態安定加工(ワイシャツ、ブラウス)

最近のほとんどの方は、ワイシャツやブラウスなどを購入するとき
形態安定加工と書かれたものを優先して購入しているのではないでしょうか?

僕は、以前、何かで、形態安定加工のワイシャツ(形状記憶ワイシャツ)は
体に悪いということを目にしていたこともありますが、
綿100%ではないポリエステルが入ったものが好きではなかったのでいつも形態安定加工品は避けています。

以前は、たいてい、形態安定加工品と言えば綿100%ではなく、
ポリエステルがある程度の割合で入っているものがほとんどでした。
ワイシャツでポリエステルが入っているものは、見た目の質感がいまいちなのもありますが、
着ごこちも悪く、夏などはより暑く感じます。
要は調湿機能があまりないんですね。

ということで、僕は形態安定加工のワイシャツが嫌いです。
なので、いつもワイシャツを購入するときには、形態安定加工でないものを探します。
それが、最近厳しくなってきました。

以前は形態安定加工はポリエステル入りの安いワイシャツに限られていました。
しかし、綿100%のワイシャツも形態安定加工でないものは、
売れ残りだったのか、よく特価品として安く売られていたんです。
ところが最近は消費者が形態安定加工品ばかり求めるものだから
売り場でもほとんど形態安定加工品ばかりになってしまいました。

そして、形態安定加工品でない綿100%のものがないかをデパートなどで聞いてみると
軒並み1万円以上の高価なものしかなくなってきています。
この間はしかたがないので、綿100%の形態安定加工品を選ばざるを得ませんでした。
いつくかの店を回ったんですけどね。
残念ながら5000円以下のものはなかった。

以前は1万円以上するワイシャツを買っていた頃もありましたが、
さすがに最近はそこまで洋服にお金をかけられなくて(涙)

気になったので、今回、再度、形態安定加工品が人体にどのように有害なのか調べてみました。

すると
国立衛研報」というのを見つけました。
この報告の8、9ページにその有害性のことが書いてあります。

ホルムアルデヒドは(HCHO)は繊維製品における代表的なⅣ型アレルゲンである。
HCHOは、家庭用品規正法による第一号の規制物質で・・・・・
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(途中省略)
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ところが、繊維製品における新機能加工の一つとして登場してきた形態安定加工品(中衣、外衣)において、遊離HCHO量が75ppmを越えるものが確認されている。
特にワイシャツやブラウス等は商品分類上中衣であるため、家庭用品規正法の規制対象外となっているが、袖や衿部分は皮膚と直接接触しているし、最近ではワイシャツを素肌に直接着る人も多くなってきたことからも、メーカーにおいては遊離HCHO量を低減化させるために努力するととに、消費者においても買ってきたものをそのまま着ることは避け、一度選択して、加工時に使用した油剤や酸性物質、遊離HCHO等を除いてから着るようにする等の自衛策を取るようにすることが必要である。

ここでもホルムアルデヒドでした。
しかし、これを読むと、有害物質だとわかっているのに、その法の隙を突いたような製品であることがわかります。

誰でも、アイロンがけとか面倒は避けたいものです。僕もその一人です。
しかし、こういう危険性(おそらく僕のように内分泌系の癌になったりするんでしょう)をはらんだ製品なんです。
利便性だけを求めて安易にみんなが形態安定加工品を求めたあげく街中はそのような商品ばかりになってしまいました。

これからは、そのような商品でない商品を選ぶ心がけが必要です。

形態安定加工にもいろいろあり、若干値段が高いものは質感もいいように感じます。
できるだけそのような商品や形態安定加工でないものを選ぶようにしたいものです。
そうすると、売れない商品は自然淘汰されてなくなるはずですが、
実際には利便性を求めるため逆の減少になってしまうんでしょうね(泣)

うーん、現状では洗濯してから着るなどの自衛策をとるしかなさそうです。