いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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ボーダーライン

ちょうど日本でビデオクリップ番組がはやり始めた頃、

そう、ラジオの人気ヒットチャート番組オールジャパン・ポップ・20が終了して

ラジオスターに取って代わり、マイケル・ジャクソンのスリラーなど

ビデオスターが躍進してきている頃でした。(これこそ、まさに「ラジオ・スターの悲劇」

生まれて初めてビデオデッキを買いました。

そういうタイミングでしたので、毎週のようにビデオクリップ番組を録画して聴いていました。


Madonnaを最初に知ったのは、シングルの「バーニング・アップ」でした。




そう、あのマドンナが手漕ぎボートに仰向けで浮かんだまま歌っているシーンが印象的な曲でした。

これは実際には彼女のセカンドシングルなのですが、デビューシングルの

ホリデイは日本で紹介されていたのかさえ今ではわかりません。

このときは、日本のヒットチャートでも10位にさえ入らなかった目立たない存在でした。



次のシングルが「ボーダーライン」ででした。

イメージ 1

このビデオクリップはたびたび音楽番組で紹介され日本のチャートでもなんとかTOP10入り

したと記憶しています。

そのビデオクリップが僕は好きでした。

ファッショナブルな服装とちょっと不良っぽい演出であり、

モデルの仕事と不良っぽい彼との間をカッコよく映像化していました。

映像もさることながら、この曲のメロディとマドンナの歌声は僕を虜にしてしまいました。

僕は、80年代の曲で3曲だけ好きな曲を挙げろと言われれば、

以前紹介したジョン・ウェイトの「Missinng you」とともに必ずチョイスする曲と言っていいぐらい好きな曲です。

それでも、この頃はまだ、マドンナと言ってもよっぽど洋楽を聴く友達ぐらいにしか認知度はなかったと思います。





この曲で、弾みをつけたマドンナは次に日本で発売された「ラッキー・スター」でついに日本の

ヒットチャートでも1位を獲得しました。

この曲は3人でダンスしているビデオクリップなのですが、これが受けたのかわかりませんが、

当時はディスコ人気がすごかったですから、時流に乗ったのでしょう。

この曲でマドンナの知名度は飛躍的に認知されるようになりましたが、

まだ、洋楽を聴くファンの間という条件はついていたでしょう。


この頃、ちょうど日本でマドンナのファーストアルバム「バーニング・アップ」が発売されました。

当然のように僕はLPレコードを買いに走りました。

針が擦り切れるくらい聴きましたね。

何度聴いてもいいと思える名盤だと思います。

当然、今でもそのLPレコードは大切に保管していますが、

今はCDリメイク版も出ていますから入手しておきたいと思っています。

イメージ 2

1. Lucky Star
2. Borderline
3. Burning Up
4. I Know It
5. Holiday
6. Think Of Me
7. Physical Attraction
8. Everybody
9. Burning Up (12" Version)
10. Lucky Star ("New" Mix)

その後は、次の「ライク・ア・ヴァージン」で世界的大ヒットを飛ばしスターダムにのし上がりました。

不思議なもので、超メジャーになる前から好きになって聴いていたアーティストが

あとでメジャーになってしまった場合、

うれしさの半面、”僕は昔から好きで聴いていたんだ”とか、

他人に取られてしまうような感覚になるのは僕だけでしょうか?