いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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2001年宇宙の旅

宇宙を題材にした映画はゴマンとありますが、

僕の中ではこの偉大な映画のインパクトにかなう映画はありません。

と言いながらも、そんなにたくさんの映画を観たわけではないんですけどね。



この映画、子供の頃によく深夜に放送されていました。

その度にいつも猿のシーンで眠くなってしまい、先の展開を観るのに数年かかりました。





この2001年宇宙の旅が公開されたのは1968年ということですから、

アポロ11号が月面着陸する1年前ということになります。

そんな時代にこのような映画が作られたことが驚きです。

まだ、カラーテレビも普及していない時代にカラー映像で宇宙を描いたのもすごいと思いますが、




この映画のオープニングで用いられているリヒャルト・シュトラウスの『ツァラトゥストラはかく語りき

が最初の大きなインパクトがあります。





それと、僕は、何といっても、ヨハン・シュトラウス2世の『美しく青きドナウ

が流れる中での宇宙船の映像シーンなどは何年経っても脳裏から離れません。

これを堪能するには、できれば、音響のいい大きな劇場で観たいものです。




この作品のストーリーは謎に満ちており、僕はそれを解明するために

小説も購入して読みましたが、残念ながらこれは映画より後に発表されたもので

若干内容が異なっているので謎は解けませんでした。

その難解な映画の解釈も人それぞれ考えることができるところがいいのでしょう。

ここにある人の「真相」が書かれていますが、

これは絶対に映画を観てからみることをお勧めします。



僕の親友にいろんな映画をよく観る映画ファンがいるのですが、彼はこう言います。

いろいろないい映画があるけど、俺の映画のNo.1に評価する映画はいつも揺るがない。 

それが「2001年宇宙の旅」。

なんだそうです。

これを聞いて、さらなる興味が増しました。

この友達も最初は、訳の分からない映画と言っていたのが、数年後、会ったときには

このような評価をするのですから、やはり、それだけの魅力がある映画なのでしょう。




今では既に2001年は過去のものとなってしまいました。

人類は木星にも土星にも到達できませんでした。(映画版は木星、小説版は土星

本当に星の子はいるんでしょうか?



手塚治虫さんの「火の鳥 宇宙編」はこの映画の影響を強く受けていて、内容も告知しているらしいですね。

これは手塚治虫さんがキューブリックに美術担当としてのオファーがあったものの、その当時の忙しさから

断ったことによるものであると想像されます。

僕は「火の鳥 宇宙編」を読んだことはまだないのですが、このことを知って読んでみたくなりました。



この映画を観たあたは、続編と言われる2010年も観たいものですね。

来年にはその2010年を迎えます。

はたして、どこまで現実との違いがあるのでしょうか?





今回、この記事を書くにあたり、「映画」という新書庫をつくることも考えましたが、


これは究極のミステリであると思うので、「ミステリ」書庫に格納させていただきました。