いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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検査結果

さっき、検査終わりました。

今日の検査は8時40分と時間が早かったので、5時半に携帯のアラームを仕掛けておいた。

検査する病院は引っ越す前には近かったものの今の家からは平均でも車で1時間30分くらいかかるところにある。

夜なら1時間を切るのだが何せ朝の通勤の車で渋滞する時間なので2時間かかることを想定し、6時30分には出発することにしたのだ。
しかし、出発間際にお腹が痛くなったりしてトイレに2回も駆け込んだりして結局でたのは6時50位になってしまった。出掛けにトイレに行きたくなるところを見るとやっぱり緊張しているのだろう。

いつもは連れ合いに運転してもらって一緒に検査に付いて来てくれるのだが今日は時間が早く子供のご飯とかの用意もあるので一人で運転して出掛けた。
あらかじめ連れ合いらから聞いておいた混まない道を進んだらなんと7時半に着いてしまった。それでも1時間以上も早く着いたので気持ちに余裕が出来た。

今日は雲一つ無い快晴だし気持ちがいい。
こんな朝に一人で運転しているとFMラジオの内容がやたらと耳に入ってくる。
ラジオの内容はほぼ昨日退陣を表明した鳩山首相の話題とDJが中西哲夫さんということもあって来週から始まるW杯関連の話題だった。

入院していたときも野球のWBC予選の台湾戦をどきどきしながら見ていたり、クラブワールドカップを見ていたことが印象に残っている。


駐車場でコメントいただいた方へのリコメをしてから検査室に向かった。
当然のように1番乗りだった。
しかし、ここのエコー検査室は複数の検査室があり、検査も甲状腺だけではなく乳腺などの検査も行っているので僕の担当の先生は2番目に夫婦で来た患者さんを先に呼んでいた。
この夫婦が待っている間に旦那さんの方が落ち着きがなく「だんだん緊張してきた」などと言っていた。様子を見ているとどうやら奥さんの乳癌の検査のようたったが心配する気持ちは痛いほどわかる。
他にも患者さんは沢山いるがみんなあまり表情は冴えない。
みんな不安な気持ちで待っているのだ。

そして僕が呼ばれた。
上半身裸になり、靴を脱いで横になった。
最初に首周りにゼリーを塗られる。
そしていよいよエコー検査が始まった。

先生「(手術後が)ケロイドになってますね」

そして映像が写されている。
画面も僕も見ようと思えば見れるのだけれど敢えて見ないようにしていた。
スキャンする装置を少しずつ移動しながらピッピッと画像を保存している音がわかる。
こういうときあまり入念に見ている箇所があると不安になる。
そして先生が口を開いた。

先生「手術したときは(癌細胞に侵された)リンパ節が沢山あったんだけど今は小さいのしか見えません。3ミリ4ミリぐらい。これは病気かどうか判断がつかないもので通常でもあるものです。処置する必要はありません。(画像をみながら)問題ありませんね」

続いて

先生「あと血液検査の結果を見てきます。ちょっとお待ち下さい」
と言って置くに資料を見に行った。

すぐに戻ってきて

先生「血液検査も問題ないですね」

僕「次の検査も1年後でいいですか?」

先生「はい、1年後で結構です」

僕「大腸の検査の方はどうだったのでしょうか」

先生「あっ。、大腸の方も問題ありませんでした」

ゼリーを拭いて身支度を済ませて先生にお礼を言って検査室を出た。
ほっとする瞬間。
しかし、外には不安そうに待っている患者さんたちがいる。
あまり喜ぶ訳にはいかない。


会計を待っている間に考える。
去年、おととしは先生は単に
「異常ないですね」
と言っていた記憶がある。
それが今年は3、4ミリではあるが小さいのが見えると説明した。
これが今の段階で癌の再発とは確認出来ないとはいえ実は再発して大きくなっている途中ではないのか?
そんな不安が頭をよぎった。
しかし、先生はそれでも次の検診は1年後でいいと言ったのだ。
例え癌細胞だったとしてもすぐには大きくならないということなのだろう。
甲状腺の癌はそれだけ進行が遅く、慌てることはないということなのだ。
来年それが大きくなっていればそのとき手術すれば全く問題ないということだろう。
そう思うことにした。

今年の検査はちょっとだけ不安な結果だけどとりあえず1年は大丈夫そうである。

そして外に出てみると気持ちのいい青空が広がっていた。

これでW杯も安心して楽しめる。

今年の夏も沖縄旅行とかキャンプとか富士登山とが家族で思いっきりレジャーも楽しめそうである。