いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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キューエルの指摘は正しい

オーストラリア代表のハリー・キューエルが今大会の審判ジャッジに対して
不満を漏らしているらしい。


どういう指摘かというとサッカー大国に有利な判定ばかりだと言うのだ。
これはハッキリ言って正しい。
今に始まったことではないのだ。

ワールドカップは今回で19回目を迎えるものの、優勝国はわずか7ヶ国しかないのは
審判にジャッジに偏りがあるからに他ならない。
もっと公平な笛が吹かれればヨーロッパ選手権のようにもっとダークホース的な国も
優勝していると思われる。

今、「ブラジルvsチリ」を観ている途中であるが、この試合を観ていてもそういうのを感じる。
ブラジルが前半に2点を取ったが、もしこの得点がチリ側なら2点とも取り消されていたように思う。

1点目のコーナーキックではボールの落下地点でチリの選手が倒されているので
ファールを取ってもおかしくはない。

2点目のシーンではカカからルイス・ファビアーノへのパスはリアルタイムで人間の目で見ていれば
オフサイドに見えるはずで、あれぐらい怪しいと大国側でない国はオフサイドを取られるだろう。

ブラジルあたりが、優勝経験国以外の国に決勝トーナメントの1回戦で負けないのは
そういうことなのだ。

2002年の日韓大会の決勝トーナメントを思い出してもらいたい。
神戸で行われた「ブラジルvsベルギー」でベルギーのヴィルモッツの先制点を決めた。
何の問題もない完璧な得点だったが、不可解なジャッジにより得点は取り消された。
僕はそのシーンを現場のゴール裏で見ていたが、接触プレーでもなくオフサイドでもなく
どんなファールがあったかさっぱりわからなかった。
結局、試合後、審判は誤審を認めて謝っていたが、ブラジルをどうしてもこんな段階で
ベルギーのような小国に負けさせたくない意思が見てとれたのだ。

これは単なる1例に過ぎないが、こんな例は探し出せばキリがない。

公平なジャッジによる番狂わせがたくさん見たいものだ。
それがサッカーの1つの魅力なのだから。

そして、その国が日本ではいけないという理由はない。