いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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ドーハ3/4の喜び

うーん、勝ちきれなかった。

延長前半日本がリードしてから考えていたのは、とにかく勝ちきれということだった。

サッカーの場合、PK戦での決着は正式記録としては引き分けでしかないからだ。
もちろんPK戦になってしまうと負けてしまう可能性も出てくるというのもある。

日本は過去、韓国には11勝しかしていない。(PK戦勝利除く)
こういうビッグトーナントの生きるか死ぬかのシチュエーションで12勝目をあげて欲しかったし、優勝してもその価値に違いがあると思うからだ。


そうは言っても今野のPKが決まった瞬間は大きな声で夜中に叫んでしまったし、今日の朝も気分は悪くなく、スポーツ新聞を2紙も買ってしまった。

韓国というお国柄では、日本に負けることは許されず、負けると選手、スタッフは総じて大きなバッシングを受けることになる。
ただ、今回はどうだろうか?
いつもなら韓国の新聞の見出しに
「屈辱的」「恥辱」「血の教訓」「韓国有史以来?番目の屈辱」
などといった派手な言葉が並ぶのだが、
今回は不利な日程の中、最後に追いついて負けなかったこともあり、日本に負ける最もいいカタチだったこともあるので
それでも厳しいバッシングをする人とよくやったという論調になるのではないだろうか?


試合の方に目を向けると
韓国は体力的な不安から前半いつものプレスはかけてこなかった。緩く試合に入って来た。
この状況で日本が先制すると日本の大勝もあるかな?と思っていたら、なんとPKで失点。今野のアタックは正当なものだったが…
対する日本はキレイな崩しで追い付く。
この前半と後半開始直後のいい時間帯に突き放せないのが日本のまだまだ足りないメンタリティだと思う。
BS1で解説していた早野宏史氏が言っていたようにここで2点ぐらいリードを奪わなければならない。

韓国は空中戦に利があったのは確かで日本は体を付けるのが精一杯だった。
もっとロングボール一辺倒の攻撃を韓国がしてきたら厳しかったと思う。
この記事のタイトル。
島田荘司氏のミステリー本のようなタイトルになってしまいましたね。

勝ちきれなかったが日本がアジア最多の4度目のタイトルを目指した決勝に進んだことは大きなことであり、
韓国の52年ぶりの優勝を阻んで負けなかったことを喜びたい。