いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

Yahoo!ブログで書いていた「水平線の先にある夢」の続きをこちらで書いています。2018以前のコメント付き過去記事はFC2ブログにあります。https://w2002moni.blog.fc2.com/

「その日のまえに」・・・その日

続いて書かないと年を越してしまいそうなので連続して書きたいと思います。

ついにその日を迎えます。

家庭の中でのお父さんと息子たちとの様子が伝わってきます。
肉親でなくても親しい人や親戚などが亡くなるときに同じような経験をした人は多いと思います。

ただ、やはり幼くしてお母さんを亡くしてしまうという子供たちと父親との情景というのは
やはりうちも同じ年頃の息子がいますので、こういう状況になってしまったときのことを考えると
いたたまれない気持ちになりました。

「どうしてうちのお母さんなの?みんな長生きしている人いっぱいいるのに」

というくだりには本当に実感がこもっています。
今も世界中で癌や他の病気で若くから苦しんでいる人がいますが
長生きしている人もいます。

でも長生きしている人がみんな節制しているかというとそうでもありません。
普段食べるものにどういう添加物が含まれているかまで気にしている僕よりも
そんなの気にしないで生きている人が癌などとは無縁に長生きしています。
おまけにお酒やたばこを吸っていても長生きしている人もいるのです。
(ただ、個人的には寿命を縮めることになってるんでしょうけど)

その日の前夜の行動の父子の会話はリアルですし、
風呂に入るという行動もリアルです。

朝、出かけるときのたんぽぽの記述が妙に頭に残っています。

僕は肉親との別れにはまだ遭遇していませんが、
その日の病室には何度か立ちあっているので
病室での雰囲気はなんとなくわかります。
ただ、やっぱりある程度、歳がいっている人でしたので
子供がまだ小学生、中学生のときにこういう状況というのはかなりきついんじゃないかと思います。

さすがに普段定期検診をほとんど受けていない連れ合いに言いましたよ。
人間ドック一緒に行かないかとね。

連れ合いはバリウムを飲むのが苦手でそれが原因なのか?
かたくなに検診を拒むんです。
何かあったらお父さんだけじゃなくて息子も悲しいんだからと。
ときどきにでも検診を受けて欲しいです。