福江からは飛行機も出ていますが、
フェリーを使うには2つの理由があります。
1つは、旅費が安いこと。
飛行機なら1万円以上かかりますが、フェリーなら3千円もかかりません。
約9000円ぐらい差があるでしょうか?
それともう一つの理由はのんびりした旅が出来ること、長崎の街を経由できることです。
のんびりと島々を見ていてもいいし、ごろんと横になって本を見ていてもいいし、テレビを見ていてもいいのです。
寝ていてもいいので気持ちがゆったりします。
4時間ほどで長崎に着きますが、長崎港が近づいてくると造船所が見えたり、橋が見えたりしますが、
ただ、距離が遠いので建物の跡などは確認できませんが・・・
長崎港に入っていくのは昔から何十回もありますが、子供の頃は都会である長崎に着くのはいつもワクワクしていました。
そいいう気持ちがにわかによみがえってきます。
長崎港にフェリーが着くと、少し歩きました。
数年前は時間があったので、出島ワーフというところを散策してソフトクリームを買ったら、よそ見をしているときにとんびがソフトクリームを狙って後ろから強襲したらしく、周りに人もいない広い空間だったので
何事が起ったか最初は訳が分からず焦りましたが、ソフトクリームは地面に落ちて、空にはとんびがいたことからとんびの仕業だとわかりました。
そのときは、そのあとミニ出島を見学したりして長崎バスの営業所から空港へのリムジンバスに乗ったと思います。
幼稚園のときは出島の親戚のうちに世話になっていたので、その建物跡を確認できたことも良かったです。
今回はそこまで時間がなかったので、ターミナルビルの近くにあるファッションビルで食事するところを探しましたが、あまり適当なところがなかったので、そのまま長崎駅まで歩くことにしました。
のんびり歩くことがいいのです。
路面電車に乗るには荷物があったのでわずらわしかったのです。
長崎駅に着くと駅の観光案内所に行ってみました。
また、駅のお土産屋でも軍艦島関連のものが多かったです。
それからレストラン街に行ってみました。
すると中華の店があったので、そこで皿うどんを食べました。
長崎では皿うどんにはソースを掛けるのが一般的なのでそういうものが違和感ないのがうれしいです。
その後、ゆったりと駅前の道の反対側の県営バスの営業所に行きました。
自分が大学受験の浪人中に今回亡くなった叔母さんの旦那さんと一緒に雲仙にここから出発したことが思い出として残っています。
この営業所はまだ改装していなくてそのときと変わっていません。
さすがに玄関口でもあるし、全面改装した方がいいように思うのですが・・・
ここから空港へのリムジンバスに乗りました。
実は港の近くからでも乗れたのですが、やはりバスターミナルから乗りたかったのです。
しかし、始発は別のターミナルになってました。
それから、印象深かったのは繁華街近くのバス停から乗ってきた若いサラリーマン2人組でした。
いかにも証券マンか商社マンというような出で立ちで、座席に着席すると二人とも経済新聞を広げて読み始めました。
いまどき、新聞を乗り物で広げて見る人も珍しくなりましたが、それが経済系の新聞となると、もう自分とは生きている世界が違うという感覚です。
自分が新聞を買って読むとしたらせいぜいスポーツ新聞ぐらいなので、人種が違うのです。
あまり友達にはなれそうもない人たちです。
このあと歌詞に出てくる大村湾が見えてくるからです。
そいうのもなかなかいいんです。
2階の出発ロビーのお土産にはいろいろなメーカーのカステラが並んでいますが、
福砂屋だけは1つのブースで売られいてプレミア感があります。
手作りで日持ちがしないので、特別なんでしょう。
ネット販売もしていないのでこういう機会に買うしかありません。
長崎からの便はマイルで予約した便でした。
羽田からはリムジンバスで家から2分ぐらいのバス停に付くのでとても楽です。
さすがに今回は楽しい旅とは言えませんでしたが、今年も一周忌で帰郷したいと考えています。
GWなので少し、オプションを考えてもいいかもしれません。
マイルで行けるように早めに予約しないといけないですね。