200位 アイム・ア・マリオネット / アバ
原題: I'm A Marionette / ABBA
発売年: 1978年
備考: 5thアルバム「アバ・ジ・アルバム(ABBA THE ALBUM)」内の3曲構成の「ミニ・ミュージカル“金髪の女の子“より」の3曲目。
アバをリアルタイムで聴いたのは、やっぱり「ダンシング・クイーン」です。
その前にも、「悲しきフェルナンド」などが日本でヒットしていたらしので
「悲しきフェルナンド」は聴いたことあるなぁーという程度でした。
オール・ジャパン・ポップ20を聴き始めて、ランキング上に登場した曲で
意識したのが「ダンシング・クイーン」だったということです。
そのときはアルバムの「アライバル」を聴いていいアルバムだと思っていました。
よって、その次のアルバムである「アバ・ジ・アルバム」は期待MAXでした。
そんな期待の中で聴いたアルバムは期待以上の出来でした。
「テイク・ア・チャンス」は日本ではアルバム発表前に最初にシングル発売されていたと
思います。
あとは「きらめきの序曲」もシングル発売されていました。
アルバム内の3曲構成の「ミニ・ミュージカル“金髪の女の子“より」ですが、
オーストラリアで発表されたようです。
この3曲は英語もわかりやすく、なんとなく物語風になっているので
それがとてもよい構成になっているなと感心します。
このころのアバは十分にスーパースターになっており、
もう、世間からの要求に応えるべくのマリオネット(あやつり人形)
のようになっているという皮肉にも感じました。
余談ですが、僕がもっているのは当時発売されたLPレコードなのですが、
後年発売された以下のCDアルバムにはボーナストラックとして
サンキュー・フォー・ザ・ミュージック (ドリス・デイ・ヴァージョン)
が収録されているらしく、歌とピアノだけで、これがオリジナルを凌ぐほど良いといううわさです。
ぜひ購入して聴いてみたいものです。