外相整わば内相おのずから熟す - いつも笑顔で！（「水平線の先にある夢」の続きブログ）

”外相整わば内相おのずから熟す”

という言葉がある。
これは、森田療法といううつ病の治療法の中の理念を表している一つの言葉で、
どんなに気分が落ち込んでいても、外面だけでも明るく振舞っていれば、
そのうちに本物の明るさ、元気が湧き出てくるものであることを言っているのだそうだ。

このことは
医者と患者の「対話力」／石川恭三：著
という本を図書館で借りて読んだことで知った。
なかなかいい言葉ではないかと思う。

僕もやはり、今回の病気の治療でいろいろな医師との出会いで
医師の発する一言一句で一喜一憂する気分を味わってきた。
なので、そのときの会話で治ったような気分にもなるし、
憂鬱になって猛毒を盛られた気分にもなった。

このような本はどちらかというと患者よりも医者の心得として読んだ方が
より為になるものとも思えるが、患者側としての心得としても
医師の発言の捉え方や接し方も参考になると思う。

これまで、こんな分野の本などあまり読まなかったものの、
今回の病気がきっかけでいろいろな本を読み、いろいろな知識を得られて
いることは自分にとってプラスになっていると思う。
医者と患者の「対話力」／石川恭三：著
も病院に行くときの心構えとしては最高にいい本ではないかと思う。