いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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学割制度の使用説明の顛末

前回記事の学割適用が片道しかできなかった件に関して、
怒りが収まらなかったので、

まずはJR東日本へ電話した。
すると、そういう苦情のような意見を取り扱う電話番号があるとのことで、
そちらへ電話してみた。
すると案の定話し中。

そのままでは、イライラが収まらないので、ネット検索して
「消費者生活センター」
の電話番号を調べて電話してみた。

すると、担当の方がJR東日本へ改善するよう電話してくれるということになった。

しばらくして、再度、JR東日本で電話してみた。
すると、最初は

「往復きっぷの有効期間ということですね。有効期間については時刻表などにも掲載されているので
それをご存じなかったということではないでしょうか?」

というので、
そうではなく、そもそもそんな鉄道オタクでないとわからないような複雑な制度になっていることを
わからないのは当然で、わからなければ事前に問い合わせするからいい。
しかし、今回の件で問題なのは学割証に
片道、往復
の○をする欄があり、裏の注意書きには
「一人一回に限り」
とあり、JR東日本のサイトのJR東日本旅客営業規則第28条にも同じことが書かれている。
これしか書いてないのだから、1回の窓口に1枚持って行って、往復分のきっぷを買う時に
往復きっぷなのか片道を2枚なのかどちらであっても学割が適用されると思うのが普通だろう。

第一、買いに来た学生が学生であることの証明は出来ているのであり、
1回の受付で往復分のきっぷを買うのには違いがないのだ。

ようするに、現状の学割証の説明文では当然、往復分学割適用になることは疑わないわけで
問い合わせすらしないだろうということが問題なのだと。。。

さらにインターネットでいろいろ検索しても今回のような場合に学割適用の範囲がわかるのは
Yahoo!知恵袋の回答みたいなものだけでJRのサイトや学割発行元の日本学生支援機構のサイト
ではわからなかったのである。

こういう紛らわしい状態で得をしているのがJRである。
放置していればわからずに学割適用されない学生が多く年間何億も儲けを増やせるのだ。

詳しく調べてみると、ウィキペデュアなどでは価格弾力性を考慮すると
学割が存在することで旅行する学生が増えてJRは儲かるらしい。
安いからと旅行を決めて学割証を申請して、実は窓口で学割適用できない分が
あるというのはJRが最も儲かる仕組みなのである。

このことをすべてJR東日本の電話受付担当者に話すと、やっと理解したのか?
きちんとリストアップして上に報告して改善するための意見としてくれることになった。


少し落ち着いていたら、今度は先ほどの消費者生活センターから電話があり
学割証はJRが配布しているものじゃないからという理由で意見を跳ね付けられてしまったという。

また、怒りが復活してきたので、そのJRを受け付けた担当者の名前を聞き出して、
JR東日本で電話した。

すると、その担当者に電話をかわってくれたので、最初からすべて説明した。
そうしたら、やはり消費者生活センターから聞いてなかったことも含まれていたようで、
話しを理解してくれて、消費者生活センターからの話しを含めて改善のための参考意見
として上にあげてくれるという。

まあ、苦情処理の担当者にいくら文句を言ってもしょうがないのだが
これで少しは怒りが収まった。

学割制度の目的は何なのか?
そもそも国鉄から株式会社に転換した公共性の強い企業がこのような状態を
放置しててもよいのか?
そういうことだ。

まるで勘違いした客が大勢いる現状の説明不足で儲かるのをほくそ笑んでいるとしか思えないのだ。

みなさん、学割はきっぷは1枚につき1枚の学割証がいると思っていた方が間違いがないです。
往復切符では条件がありますので間違いのもとです。
余計に学割証をもらっていて実際必要なかったことになっても罪を問われるようなことはないです。

制度に詳しく、自信のある人は無駄に学割証を請求することはしないでいいと思いますけどね。