いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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日程面から見る有利不利…2010年南アフリカW杯

さて抽選会が終わったので早速、日本の入ったE組の日程を確認してみる。

2010年6月14日 13:30  オランダ –  デンマーク
           サッカー・シティ・スタジアム、ヨハネスブルグ1763m

2010年6月14日 16:00  日本 –  カメルーン
           フリーステイト・スタジアム、ブルームフォンテーン1400m

2010年6月19日 13:30  オランダ –  日本
           モーゼス・マヒダ・スタジアム、ダーバン0m

2010年6月19日 20:30  カメルーンデンマーク
           ロフタス・ヴァースフェルド・スタジアム、プレトリア1214m

2010年6月24日 20:30  デンマーク –  日本
           ロイヤル・バフォケン・スタジアム、ルステンブルク1600m

2010年6月24日 20:30  カメルーン –  オランダ
           グリーン・ポイント・スタジアム、ケープタウン0m



チーム別に見ると、




今回のワールドカップでは移動距離が短いためにあまり移動距離が結果に影響するとは
考えにくい。
そのかわり、高地と低地での開催地があり、その影響が試合に反映される可能性があると思う。

チーム別の日程を見てお気づきだろうか?
日本だけが圧倒的に不利なのである。

それはなぜかというと、日本だけが
(低地)→(高地)
という日程(2戦目、3戦目)が含まれているからである。

(高地)から(低地)への移動はむしろ歓迎すべきかもしれない。
なぜなら、よくマラソン選手などが高地トレーニングするように心配機能が高まった状態で
低地で試合することになるからだ。
しかし、(低地)から(高地)では何人かの選手はスタミナ面に問題がでてくる可能性が
高いのだ。

日本の3戦目、日本は(低地)→(高地)でスタミナに問題がある可能性があるが、
デンマークの場合は(高地)→(高地)→(高地)というスケジュールなので
同じ環境で戦えるからだ。


そして、もう一つ不安なのは、日本がベースキャンプの有力候補地が0mの低地であるということなのだ。
これは今からでも高地のベースキャンプに変更した方がいい。
確かに今仮予約している西ケープ州の保養地「ジョージ」は確かに環境は抜群で致し方ないようだが、
考え直した方がいいようだ。

しかし、この予定表を見る限り、日本は圧倒的に不利。
3戦目が不安なだけに最初の2戦で2勝しt勝ち点6を確保しておきたいものだ。
困難なのはわかっているが・・・

そしてなんとか1位突破すれば、
また(低地)→(低地)というところでやれるのだ。


それにしても、これだからワールドカップは強豪国以外が勝ち抜いていくのが難しい。
E組のシード国は最初から(高地)→(低地)→(低地)
という最高の試合順が最初から設定されているのだ。
弱い国が有利になるのではなく、試合のセッティングからしてシード国が有利になっているのでは
それ以外の国が勝ち続けるのは容易ではない。

それでもかつてはシード国はグループリーグの3試合を移動なしで戦えたものだが
最近のワールドカップではシード国といえども3試合とも移動して戦うようになったのだから
進歩はしている。

ジュセリーノの予言でも日本は2010年南アフリカ大会ではよくないものの
2014年のブラジル大会ではいい成績を残すとのことだ。
今はこの予言が外れることを祈っている。