去年の3月以来の続編となります。
もうこのランキングも始めて数年になるのに1位まで紹介できていないので
これから一気に1位まで進めたいと思います。
それでは、ベルナーオーバーラントの思い出に話しを戻します。
前回の記事
https://w-cup-win.hatenablog.com/entry/66785646
初めてスイスに行った大学の卒業旅行の続きです。
ルツェルンからインターラーケンへの鉄道からの車窓の風景は夢のような風景でした。
それは夕方だったということもあるでしょう。
おとぎの世界に入ったようでした。
そして、インターラーケンに着いた時にはすでに薄暗くなっていました。
インターラーケン駅から少し歩いたユースホステルに行って宿泊したのですが、
宿の受付の人がなんだかつめたい感じでした。
先に宿泊していた日本人に聞くと、なんだか他の客のマナーが悪かったのか?
機嫌を損ねているとのことでした。
あとからわかることですが、スイスという国は観光立国で慣れているせいか?
あまり客にフレンドリーな対応をしてくれる印象はありません。
全体的にあっさりしてるんです。
それから次の日に登山電車に乗ってグリンデルワルドを経由して
クライネ・シャイデックに着きました。
ここから、また列車を乗り換えてユングフラウヨッホ駅へ向かいます。
途中駅からはトンネルの中から窓が作られていて下界を覗くことができます。
ユングフラウ駅に着くと、まぶしいぐらいの光景が広がっています。
数年後に訪れた新婚旅行ではここで犬ぞりに乗りました。
帰りの下りの電車内ではみんな酸素の薄さで軽い高山病になり、ぐったり寝ています。
クライネ・シャイデックに戻ったらそこではみんなスキーをしていました。
そのときには、大学3年生のときに1度だけ鳥取の大山でスキーをしたことがありましたが、
とんでもなく痛い目にあっていましたので、スキーの感覚はわかっていました。
しかし、スイスでスキーを滑るという経験はなかなかすることができないだろうと思って
レンタルショップを覗くと、係の人に日本人の人がいて、日本語が通じたので、
思い切ってやってみようと思いました。
スキーウェアなど着ていませんでしたが、ジーパンにスタジャンのままで滑ろうと思いました。
係の人は「初めてスキー滑ります」と言ったら驚いていました。
(ほんとは2度目でしたが)
ここでスキーしているひとは、上手い人ばかりなのです。
日本のスキー場とは違って180度すべてがゲレンデでどこでも滑ることが出来ました。
それでもボーゲンでたどたどしく少しづつ滑っていましたが、
急斜面でジャンプした外国人が派手に転んで大丈夫かと思いましたが、なんとか立ち上がっていました。
そんなのにぶつかったら大けがしていたでしょう。
一度、下まで降りてリフトで上がっただけにしておきました。
帰りはクライネシャイデックからラウターブルンネン経由でインターラーケンに戻りました。
初めて行ったこのときは冬でしたが、2度目に行った新婚旅行のときは、
6月だったので、一面の緑の草原でそれも綺麗でした。
そのときは、クライネシャイデックからグリンデルワルドまでハイキングして歩きました。
最初は右にアイガーの北壁が見えてときどき大きな音で雪崩が起きてました。
それから、途中で一軒家の外でサッカーして遊んでいる子供たちがいたのでまざってボールを蹴っていました。
本当にハイジのような生活をしている子供たちでした。
一緒に遊んだ後、写真を撮った思い出があります。
ここは本当に高校生の時に見たテレビの特番で八神純子さんのポーラスターが流れていたときのような素晴らしい景色にであることが出来ました。
有名な観光地で登山列車の料金も高いですが、それだけの価値はあります。
旅好きな人は一度行ってみることをお勧めします。