いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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息子が留学のため渡英

先週の火曜日(7月20日)、息子が留学のため東京オリンピック直前に渡英した。

今回は約1か月半ほどの短期留学なのだが、紆余曲折があって大変だった。

 

まず、このコロナ拡大の時期であり、ちょうど自国開催の東京オリンピックがあるタイミングでそうして?というのがあった。

学生なので時は待ってくれない。

今年の夏、どうしても留学しておきたいという本人の希望があったからだが、最初はもっと遅く出発するはずだった。

7月30日(金)とか31日(土)とかその辺で渡英するとちょうど学校のカリキュラムに合うからだった。

 

それに付随するものがオリンピックの観戦チケットのこともあった。

オリンピックのサッカーのチケットがたくさん当たっていたので、親子で観戦計画を立てていた、予選リーグの3試合、準々決勝、準決勝があたっていて決勝のみが外れていた。具体的に書くと以下のようになる。

 

7/22(木祝)17:30~22:30 一次ラウンド2試合 横浜国際総合競技場 4枚 1枚3000円
ブラジルvsドイツ
コートジボワールvsサウジアラビア

7/25(日)17:30~22:30 一次ラウンド2試合 横浜国際総合競技場 4枚 1枚3000円
ブラジルvsコートジボワール
サウジアラビアvsドイツ

7/28(水)17:30~22:30 一次ラウンド2試合 横浜国際総合競技場 8枚 1枚3000円
韓国vsホンジュラス
日本vsフランス

7/31(土)20:00~23:00 準々決勝4 1試合 横浜国際総合競技場 6枚 1枚5800円
B組1位vsA組2位
(韓国orルーマニア)vs(メキシコor日本orフランスor南アフリカ)

8/3(火)20:00~23:00 準決勝1試合 埼玉スタジアム2002 4枚
1枚7500円
(韓国、ルーマニア、メキシコ、日本、フランス、南アフリカのどこかが対戦する可能性大)

 

上記のようにチケットが確保できていたので、最初はすべての試合を息子と観戦する予定でいた。

それが、留学が現実的になってくると、渡英の日程から予選リーグの3試合のみしか一緒に観戦できないということがわかった。

そういうことだったのだが、ここからさらに状況はコロコロと変わっていった。

 

まず、オリンピックがの無観客ということになり、当たっていたチケットがすべて払い戻しとなった。

そういうタイミングでイギリスでの入国条件というのに変化があった。

10日間の自己隔離が必要で、入国後、2度のPCR検査で陰性なら5日間に短縮できるとのことであった。

最初は、学校の入校に間に合うように7月30日(金)のカタール航空の学生用航空券を予約していた。これは正規のHPで予約しても往復6万円で格安であったから助かっていた。

しかし、この隔離期間を考えると、この日に渡英しても学校の入校日に間に合わない。

よって、渡英日を7月20日(火)に早めることになった。

このとき幸いだったのは、航空券の変更が無料で電話1本でできたことだった。

結局、オリンピック前に日本を離れることになったが、無観客となったことで観戦するのは諦めがついたといえば皮肉でもあった。

 

そして、渡英前日にPCR検査を受けて、陰性証明書をもらっていたりした。

これもイギリス入国のために必要な資料で、検査と証明書取得で2万円以上かかったそうだ。

 

そして、次の日にいよいよ渡英するというタイミングで、衝撃が走った!

なんと、毎日チェックしているイギリス渡航サイトに変更があったのだ。

それはイギリスから見たコロナによる入国制限国としてカタールがイエローからレッドに変更になったのだ。

これはどういうことかというと、イエローであればその国を経由する航空機で渡英しても入国後10日間隔離が2度のPCR検査によって5日間に短縮されるのだが、レッドになってしまうと、その短縮の特例が認められないのだ。

そうなると、すでに10日間の隔離では学校の入校日に間に合わないので、カタール経由ではなく、他の国の経由便で行くか直行便で行くしか選択肢がなくなったのだ。
それが、出発する前日の夜だったから大変だった。

それがなくても前日の準備で大変だったのに、それがひと段落したあと、母親と一緒にいろんな航空券を扱うサイトを検索しまくって、シンガポール経由の安い便を見つけたようだったが、時間がかかるのと、飛び立った後、シンガポールがレッド国になる危険もはらんでいるということで、直行便を探したようだ。

直行便となると日本かイギリスの航空会社ということになる。

結局はJALの直行便が次の日にあり、それがWeb上で予約できたようだ。

問題は航空運賃で往復18万円ほどだったそうだ。

最初に予約したカタール航空が6万円だから3倍もする料金だったが、もう事態が事態なだけにしょうがなかったようだ。

うちにとっては裕福な家庭ではないのでこの差額12万円というのは安いものではないが、自分が初めてヨーロッパに行った時の航空運賃が21万円のJALだったことを思えば、これぐらいで助かったともいえる。

助かったのは、カタール航空の航空券のキャンセル料金がかからなかったことだ。

正規の航空券だったからか?コロナのせいかわからないが、前日キャンセルなのにキャンセル料金がかからなかったのは幸いだった。

 

渡航前日には、最後の確認として携帯電話のチェックもした。

うちは楽天モバイルなのだが、楽天モバイルは海外ローミングが無料で利用できる。

どうやらボーダフォン経由で利用されるようで、楽天モバイルをイギリスで使った人のブログでも問題なく使えるということだったので、これは助かった。

モバイルルーターなどを借りたりすれば日数で料金がかかるだけにありがたかった。

 

それと、息子がイギリスに行った後、オリンピック観戦を楽しめるように、持っていくiPadスマホからうちにあるブルーレイレコーダーにリモートで入って、日本の生番組の視聴や録画番組の視聴をできるようにした。

それと、海外からも見れる配信サイトのチェックもした。

これで、サッカーなど見たい番組はイギリスからも見れるはずだ。

(実際に渡英して、ホテルで隔離期間中に見れることが確認できたようだ)

こういうのは本当に便利な時代になったと感じる。

電話も無料で使えるし、チャットやLINEなども無料で使えるのだ。

渡航してしまえば頼るものもなかった自分たちの時代とはもう違うのだ。

 

そんなこんなで、無事隔離中の2度のPCR検査も陰性だったようで、ロンドン市内のホテルに移動後、そろそろリーズに移動してホームステイ先に向かっているころだと思う。

息子も海外は今回で3回目となる。

1回目は学校でイベントでのヨーロッパ、2回目はサッカー観戦を中心にした一人旅だった。

今回で3回目の海外だから心配はしていないし、

逐次、LINEや電話で状況はわかっているものの、

9月初旬に帰ってきたあと、一回りたくましくなって帰ってくるころだろう。