いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

Yahoo!ブログで書いていた「水平線の先にある夢」の続きをこちらで書いています。2018以前のコメント付き過去記事はFC2ブログにあります。https://w2002moni.blog.fc2.com/

アジアカップ、イラン戦を振り返る

日本は大会前の圧倒的優勝候補の前評判だったものの、ベスト8で敗退してしまった。

さて、1日経った現在、Xでのつぶやき、Yahoo!コメントでの発言、YouTubeでのいろいろな評論家筋での発信がそこそこ出てきたところで、その意見の主なところを列挙してみます。

 

イエローカードをもらっていた板倉を早く変えなかったこと

・前田、久保は悪くなかったのに変えてしまってリズムが悪くなってしまった

・5バック(3バック)に切り替えなかったこと

 

このあたりが一番多い意見だったように思います。
まあ、このあたりもある程度はうなずけます。

そして、先ほどトゥーリオYouTubeを見ましたが、これまで見た意見では自分の思いといちばん近いものでした。

 

主な論点は、

①敗戦は監督の責任

②先発GKに再び今大会不安定な鈴木彩艶を起用してしまったこと

③これまでの日本が良かったのは伊藤純也と三笘薫を両翼に先発に使ったことであり、そうではない試合だったこと

だいたいの趣旨はこんなものだが、ここはまったく同意見です。
特に③は強調したいところで、この二人がいないとアジアで少し強いぐらいのチームに甘んじてしまいます。
この二人は世界一のサイドアタッカーだと思ってます。
こんな優秀な両翼を持ってる国は世界中見ても見当たりません。

 

その二人がいない前半は鬼プレスで日本は相手陣内で多くの時間をプレーできましたが、効果的な組み立てや崩しはまったくできていませんでした。
ほとんどの人が後半が良くなかったと言っていますが、前半からよくなかったです。
運よく1点取れたからぼやかされていますが、いいときの日本の試合展開とは大きく異なっていました。
やはりサイドの深いところから全然攻められてなかったです。振り返って前を向けばいいタイミングでみんなダイレクトでボールを戻していました。

 

それでは自分のいちばんの意見を書きます。
この試合1試合の敗因は上田綺世と久保が2点目を取れる可能性のあるシュートを打ちながら決められなかったことです。
後半が悪かった?交代が悪かった?板倉に問題があった?
サッカーの試合ではいろんな状況がありますが、後半押されていても少ないチャンスを決めればサッカーは勝てます。W杯で日本はドイツやスペインには押されてたじゃないですか?あれを勝ったのは、浅野が2点目を決めたから。三笘の折り返しから田中碧が決めたからです。昨日の試合で、上田綺世があのヘディングを決めてれば、久保が利き足でない右足でもゴールを決めてればどうだったでしょう。押される展開でも勝ち切っていたと思います。思い通りいかない展開になってもサッカーなんてそんなもんです。

 

ただ、もっと突っ込んで言えば、そういう選手をピッチに出してる監督が悪いです。
久保はさておき上田綺世に関してはこの大会で点こそ取ってますが、それはそうとう格下のチームからのみです。これまでの彼が国際試合でどんな姿を見せてきたか?
トゥーロン国際、コパ・アメリカ東京五輪、W杯予選や本戦。
どうでもいい親善試合では少し点を取りますが、ずっと公式戦ではビッグチャンスに外しまくり、ずっと無得点の状態が続いてました。それだけではなく、負けているような試合でも前線でボールを追わないとか、まったく国際試合で戦える選手でないことは明らかでした。そんな選手を代表に呼んでいる森保監督が問題なのです。なぜ?古橋を呼ばないのか?理解できません。それに、今大会のタイミングなら神戸の大迫、武藤を呼ぶべきでしょう。浅野や前田、上田綺世の代わりに古橋、大迫、武藤を呼んでいればもっとましな代表になっていたはずです。そういう経緯から以前から森保監督は解任すべきだと言ってきました。後任は国内なら鬼木さんでいいと思います。

 

今現在、田島会長は森保監督の続投を明言しているそうですが、来月には宮本氏がサッカー協会の会長になります。そうなるともしかしたら風向きが変わるかもしれません。

いずれにしても今回の敗戦は残念です。

しかし、長年のサッカーファンとしては、韓国に負けるぐらいならイランに負けておいて良かったかもしれないと思っています。
それにしてもアジアカップは日本人監督では取れていませんね。