いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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『過ぎし日のセレナーデ』(1989-1990年)

”俺の人生は、まだ、終わっていない・・・”

一番印象に残っているのは、最終回で田村正和が発したこの言葉である。

実は、このドラマ、まだ全編を見ていない。
たしか、CSで再放送されたされたときにビデオに録画したはずなのだが、
もう、どこかに埋もれてしまった。
DVDが出ているかしらないが、レンタル屋さんでも見かけたことはない。

ドラマの舞台は、神戸である。
このドラマが始まる前にイタリアW杯予選「日本vs香港」戦で神戸を訪れており、
同時期の映画「花の降る午後」古手川裕子、桜田順子主演でも神戸が舞台になっていたので
なにか印象がダブッってしまうのだが、震災前でも、綺麗な街だった。

物語は古谷一行田村正和高橋恵子を一生かけて奪い合うといった内容のものである。

僕が好きなシーンはやっぱり幸せそうなシーン。
そう、若いころ、田村正和石野真子が夫婦役を演じている頃のシーンである。
そのころを描いたシーンでは決して裕福ではない夫婦を、本当に幸せそうに演出していた。

2人の子供と一緒に4人で歩いているシーンで、お父さんとお母さんの間に入るのを
子供2人で取り合っていたシーン。本当に幸せそうに見えた。

教訓になるのは以下である。

安アパートに住んでいて、旦那(田村正和)が洗濯物を干しながら夫婦の会話をしているシーンがあった。
僕はこのシーンが頭に残ってる。
家庭の中で旦那が洗濯物干したり、茶碗の洗い物したりすることが
”幸せなんだなー”なんて考えるようにしている。

なかなか、疲れているときに茶碗の洗い物は大変なんだけれど、カミさんが妊娠中のときに
会社から帰宅して、食事をつくり、食後に眠くてヘトヘトに疲れた状態で
茶碗を洗うのはものすごくつらかった。
そんなときは、この田村正和が家事をするシーンを思い出して、
「これが幸せな家庭なんだ」
と自分に言い聞かせてがんばっていたっけ。

今でもときどき洗濯物干したり、茶碗を洗ったり、掃除機かけたりすると、
カミさんはすこぶるご機嫌である。

(つづく)