いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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6月17日(土)⑨ カールスルーエ→シュツットガルト

これから、シュツットガルトへ向かい、スタジアムまで行って、チケットを発券してもらってから
ニュルンベルクへ行かなければならない。
それだけでも、ホテル到着は夜になってしまうなと思った。

過ぎてしまったものはしょうがないので、インターネットカフェを出てカールスルーエの駅に
戻ることにした。
トラムに乗るためにピラミッドのところまで戻って、そこから、中央駅へ向かった。
しばらくして中央駅に着いた。
列車の発車する時間を電光掲示板で確かめた。
その列車の表示にはニュルンベルクの文字があったので、乗る前に駅員に聞いたら
シュツットガルトでチェンジと言われた。
ただ、これが乗り換えを意味しているのか?折り返しの線路のことを言っているのか
わからなかった。日本の感覚だと乗り換える列車の表示に行き先は出ていないので同じ列車で
ニュルンベルクまで行くということのほうが確率高いと思っていた。

友人Kは、
「たぶん、この列車がそのままニュルンベルクに行くから、時間が遅いので、そのままこの列車で
ニュルンベルクに行けば?チケットの発券は俺がやっとくから」
と言ってくれた。
ちょっと迷ったが、時間を考えると、そのままこの列車でニュルンベルクに行っても、夕方6時
ぐらいに着くだろう。もし、シュツットガルトでチケット発券に行っていたら8時までに着くかどうか?
自分の体調も考えると、チケット発券は友人Kに任せて、そのままニュルンベルクに行くのが
いいと判断した。持つべきものは友である。

ということで、列車に乗り込んだ。
この列車は昔懐かしいコンパートメント型の列車だった。
ガラガラに空いていたので、1つのコンパートメントを友人Kと二人きりで過ごせた。
シュツットガルトへは1時間弱の距離だ。
やはり、ICEのような高速列車ではなく、普通のスピードで走る列車でのんびりコンパートメントに
乗っていると、ヨーロッパの鉄道旅行っぽくなる。
駅に着くたびに、ビデオを構えながら、テレビ朝日の「世界の車窓から」のメロディを口で流して
録画したりしていた。「列車は***駅に到着します」とかなんとかいいながら。。。
友人Kとも、これからのワールドカップの予想などを話していたらあっという間にシュツットガルト
の街に近づいた。スタジアムは右側に見えるのだろうか?それとも左側だろうか?
雑誌の地図を見ていたら、右側だろうと思っていた。
そうこうしているうちに列車はシュツットガルトの中央駅に到着した。