いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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最終予選第4節 日本の3戦目 対韓国戦(ホーム)…ロペス先発に大歓声

入場時のごたごたはあったものの何とかいつもの席を確保できた。

この日の注目はなんと言っても、直前に日本国籍を取得して代表入りしていた
ロペス・ワグナーの起用法だった。
日産自動車の頃から加茂監督はロペスの実力を熟知しているので
どこかで使うはずだった。
しかし、これまでのチーム作りのこともあるので
勝負どころで投入するのではないかと思っていた。

ワールドカップ出場を賭けた国立での日韓戦は1985以来である。
あのNHKの山本浩さんの
”東京・千駄ヶ谷の国立競技場の曇り空の向こうに、メキシコの青い空が近づいているような気がします。”
という名実況で始まったあの試合以来なのである。
この日もあのときと同じデーゲームである。

後日、わかったことだが、この試合の前、ロッカールームで加茂監督が選手に
”この試合で勝ったら、ワールドカップに行ける。負けたら行けない」
というようなことを言っていたらしい。
確かに大一番だった。

スタンドでは、入場時にばらまく紙ふぶきがスタジアムの観客にくまなく配られていた。

そして、いろいろスターティングメンバーの発表となった。

先に韓国のメンバー発表があり、次に日本代表のメンバー発表となった。
GKから一人ひとりメンバーがコールされるたびにものすごい歓声がわく。
そして、FWの順になって、最後の11人目。

「ロペス・ワグナー!!」

このときばかりは、これまでの国内のサッカー観戦史上最高のボルテージでの大歓声があがった。
この歓声のすごさを聞いたとき、この雰囲気で負けることはありえないだろうと思った。