いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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高速道路無料化、値上げしてどうする!?

高速道路の上限料金制度が正式発表された。
予想通りではあるが、実質値上げである。
 
民主党の公約(マニフェスト)は高速道路の原則無料化。
「原則」という言葉が引っかかるが、今回の一部というのははなはだそれに乖離している。
”原則”というのは、そのほとんどを指しており、条件付き例外のみがあるということじゃないの?。
(個人的には無条件無料化にすべきだと思うよ)

さて、乗用車について考えてみる。
今の休日1,000円から全日2,000円となる。(エコカーは1,000円)
これ、一般的に土日を休みにしている人からすれば値上げとしか感じられない。
殆どの人は土日にしか高速道を使って行楽地に行かないからだ。
それに段階的に無料化をすると言っているのに値上げは解せない。
僕の案はこうだ。あくまで自家用乗用車限定(商用車除外)での話しです。

第一段階:全日1,000円(エコカー無料)
 
第二段階:平日無料、土日1,000円(エコカー無料)
 
第三段階:全日完全無料化

 
第一段階では、まず、エコカーを温室ガス対策、エコカー需要喚起のために行う。
 
第二段階ではそもそもの平日の一般客の行楽客増加を狙う。
今の制度はもともと、観光業者への恩恵を狙っているところが大きい。
しかし、その観光業者に言わせると、
「休日は今までも人が来ていたからどうでもよく、
平日に来てもらうような政策じゃないと意味が無いよ」
というのである。
そういう意味で、休日より平日を優遇するのが狙い。
 
第三段階にして最終目的の無料化完了。
各段階は半年から1年のスパンが限界でしょう。
 

乗用車というくくりでの料金そのものにも不満はある。
乗用車で高級車は税金が高いのに、高速道路では乗用車というくくりで
BMWやベンツなどの高級車でもフィットやヴィッツ、マーチのような大衆車でも
同じ料金を払わねばならない。
僕は税金はあるところから取ればいいという考えなので、
(そうでないと格差社会がますます広がっていく)
料金を徴収するというのであれば高級車から取ればいいのではないか?
(金持ちからだけとればいいということ)
結局、税金をどこから取って、どこに使うかということは、
(政治の政策というものすべてにも言えるかもしれないが)
自分が取られる側なのか、恩恵を受けられるのか
ということであり、自分たちに都合のいい政策をして欲しいという
ことになるのかもしれない。
 
そもそもの高速道路無料化について考えてみると、
無料化に反対している人も多いらしい。
その理由は簡単に想像できる。
反対している人の理由はほとんどが以下のようなもじゃないかな?

1.高速道路を無料化すると税金を投入することになるので受益者負担の原則から外れる。
 
2.渋滞するから。

 
については、そもそも自動車ユーザはガソリン税とか自動車税とか多くの税金を払っている。
高速道路のメンテナンスなど本来それで事足りるらしい。
それに今の高速道路で徴収されたお金は高速道路のためには使われておらず、
一般道路のメンテナンスや建設にまわされているらしい。
それと自動車族の官僚やらが***エンジニアリングとかいうような必要もない中間会社に
天下りを繰り返して退職金の3重取り、4重取りなどのために使われているらしい。
そもそも天下り用中間会社などいらないし、そんな連中のために高速料金を払いたくは無い。
それが無料化されれば不必要な会社や部署や人員は排除されていく方向になる。
無料化当初は最初に全部そういう無駄な構造を全廃できないから
税金を多く投入しなければならないのだろう。
未来永劫、今言われている無料化のための予算規模が必要ではないのだ。
それに受益者負担と言っても運送料、バス運賃などで
自動車を使わない人も恩恵は受けるのである。
受益者負担を拡大して声を大きくすると、
例えば、自治体サービスで図書館で本を借りるのにも
借りる人だけ払えばいいということになって有料制にせよ
ということになってしまう。
受益者負担で100%公平などというのは初めから求めるべきではないでしょ。

の渋滞についても考えてみる。
今、1,000円均一料金で渋滞が増えているらしい。
でもまったく動かないかというとそうではない。
バブル時代にはもっと日常的に渋滞していたし、渋滞が嫌いな人は高速に乗らないだろう。
そもそも安くなるという理由だけで、渋滞しているのだから、
国民は1,000になったことを喜んでいるのであり、渋滞しても行楽地に出かけたいと
いうことなのだ。渋滞が嫌いなら出かけなければいい。
もし、無料化されたら、最初はもっと渋滞するかもしれない。
しかし、5年もすればこなれてくるのではないかというのが個人的な予想だ。
そうやって渋滞量は自動調整されてくると思う。

さらに、渋滞するとは言っても、できたものができなくなったわけではない。
1が0になったわけではなく、7が5に減ったぐらいの程度の問題でしかない。
それより”無料化”という恩恵の方がはるかに大きいと思うよ。

長くなってきたが、そもそも高速道路無料化の論点は違うところにあると思っている。
それはそもそも道路は無料で走れるものであるというパラダイムである。
昔は日本でも高速道路は無料だったし、世界的にも無料が原則である。
(最近は世界的にもちょっとづつ有料道路が増えてきているようだが・・・)
高速道路が無料になり、いつでも行楽地にみんなが行けるようになれば
それは素晴らしい社会だよ。
これは単純に喜ぶべきことなんじゃないかな!?
喜びや幸福感は簡単には数字で表せないからね。
 
 
以下のサイトもとても賛同させられるサイトなので、是非見れみて!
http://www.news.janjan.jp/government/0909/0909089951/1.php
 
 
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