いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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W杯アジア最終予選組み合わせ決定!でもねぇ・・・

 
2014年ブラジルW杯アジア最終予選組み合わせが決定しました。
 
グループA:韓国、イラン、ウズベキスタンカタールレバノン
グループB:オーストラリア、日本、イラク、ヨルダン、オマーン

この組み分けに関しては、まあバランスが取れているんじゃないでしょうか?
日本の古くからのサッカーファンであれば韓国を破っての出場を願うところですが、
それより本大会の決勝トーナメントで当たったときの楽しみとしましょう。
 
さて、この日本が入ったBグループ日程は以下のようになってます。
(左側がホーム)
 
 
2012年
06/03(日) : 日本-オマーン  ヨルダン-イラク (試合なし オーストラリア)
06/08(金) : 日本-ヨルダン  オマーン-オーストラリア (試合なし イラク
06/12(火) : オーストラリア-日本  イラクオマーン (試合なし ヨルダン)
09/11(火) : 日本-イラク  ヨルダン-オーストラリア (試合なし オマーン
10/16(火) : オマーン-ヨルダン イラク-オーストラリア (試合なし 日本)
11/14(水) : オマーン-日本  イラク-ヨルダン (試合なし オーストラリア)

2013年
03/26(火) : ヨルダン-日本  オーストラリア-オマーン (試合なし イラク
06/04(火) : 日本-オーストラリア  オマーンイラク (試合なし ヨルダン)
06/11(火) : イラク-日本 オーストラリア-ヨルダン (試合なし オマーン
06/18(火) : ヨルダン-オマーン オーストラリア-イラク (試合なし 日本)
 
今回、早くもこの組分けと日程に関して、いろいろ言われています。
 
・日本はコンフェデレーションズ・カップがあるため最終節に試合が組まれず不利である。
・ホーム戦4戦のうち3戦が今年中に行われるのでスタートダッシュが大切だ。
・あのドイツW杯でのカイザースラウテルンでのオーストラリア戦と同じ日に再びオーストラリアと対戦する。
・最終戦がアウェーのイラクという、ドーハの悲劇と同じ試合順である。
 
まあ、サッカーファンはワールドカップでもそうだけど、こういう組み合わせが決まると、
大会が始まるまでの数ヶ月間はこれだけで話題が持つ。
いろいろな有利、不利な要素、
例えば
移動距離がどうとか、対戦順がどうとか、これまでの対戦成績がどうとか。
実際に試合をやってみると、結果として確かにこれらの要素が結果に反映されているという過去のデータがある。
移動距離と直前試合とのインターバルなどに関しては、かなり比重が大きく、
1997年のフランスW杯最終予選のときには毎週のように試合があったせいか直前の試合とのインターバルと
移動距離で不利な方が100%負けているという現象まで起きていました。
 
しかしまあ、ここにきて思うのです。
 
そんな過去、データ、条件のことは関係ない。
圧倒的大差をもって全勝しろ!
と・・・
 
なぜなら、今回の日本代表はW杯本大会で上位を目指そうというチームである。
過去のフランスW杯当時のように夢の初出場を狙うチームではないのだ。
 
 
そして、1つのエピソードを思い出す。
1982年W杯ヨーロッパ予選における西ドイツの予選の結果である。
8戦全勝、得点33、失点3
の圧倒的なチーム力で予選突破を果たし、本大会でもブラジルに次ぐ、
優勝候補の一角に位置づけられた結果である。
 
当時の西ドイツにはバイエルン所属の選手が中心になっており、
中盤のパウル・ブライトナーとFWのカール・ハインツ・ルムメニゲを中心として、
1対1にめっぽう強いシュツットガルトのカール・ハインツ・フェルスター、
十種競技の選手だったハンス・ペーター・ブリーゲル、
他にも、ウラウス・フィッシャー、ハンジ・ミュラー、マンフレート・カルツ、ヴォルフガング・ドレムラー、
フェリックス・マガトウルリッヒ・シュティーリケ、ホルスト・ルベッシュ、ベルント・フェルスター
らを擁し、ヨーロッパを席巻したのである。
 
 
日本もワールドカップの本大会で上位をめざそうというのなら、
これぐらいの成績で予選を突破して欲しいと思うのだ。