いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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心に残っている言葉

心に残っている言葉がある。

それは、EURO2004の決勝「ポルトガルvsギリシャ」戦をWOWWOWで観ているときに

聞こえてきた言葉だった。

この試合は、たしか、解説:早野宏史、実況:柄沢晃弘だったと記憶している。

(この試合、DVDに録画しているが見返したことはない。)

試合前、これまで徹底した戦術で決勝まで勝ち上がってきたアウトサイダー

ギリシャに対しての早野氏のコメントだった。

「努力をしても必ずしもかなえられるものではない。

しかし、努力をやめてしまえば可能性はなくなってしまいます。

あきらめずにここまで来たギリシャの努力に敬意を表します。」

そして、その決勝という舞台でギリシャは開催国を下すという快挙をやってのけるのである。

試合後、ギリシャの戦いとともに早野氏のこの言葉は強烈に僕の心に響いた。

元々、僕が自分自身に言い聞かせているのは、

…… 人生は生きている限り、可能性があり、どんなことを始めたり、

継続していくことに関しても「遅すぎる」ということはない。 ……

ということだ。

よく、いろいろな人が今の年齢からでは遅いなどということを言っているのを聞くことがある。

でも、僕は例えそれが現実的な考え方だとしても始めること自体が

素晴らしいことだと思うし、興味があればやってみればいいと思う。

例えば、高齢になってから、車の免許を取る、スキーを始める、といったことなどは

そもそも、それまでの人生では味わったことのない喜びを見出せると思うのだ。

また、何年も続けて大学受験や資格試験に合格しなくても、高齢になってもまだ

受験している人なども、現実的には合格してもそれを活かせることは大きくないと

考えるのが普通の感覚と思うが、当の本人にしてみればおそらく、

合格するために努力し続けること、そしてそれを達成することこそがその人の

人生で大きな喜びであり、それこそが「人生」であるということもできる。

現在、僕は何年も続けて同じ資格試験に挑戦し、合格できないでいる。

自分なりに多くの犠牲を払って勉強しているつもりだ。

それでも、この間の試験では、いつも第一段階しかクリアできなかったのが

第二段階までクリアできた。残るはあと一つである。

また、家づくり(土地探し)も何年も続けているが、未だ希望はかなえられていない。

新しい家に引っ越した際には、これまで僕が知らない世界である楽器の演奏に

挑戦してみようと考えている。きっと新しい喜びがあると思う。

人生は続いている。少しつらいときには冒頭の早野氏の言葉

「努力をやてめしまえば可能性はなくなってしまう」

ということを自分に言い聞かせている。