いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

Yahoo!ブログで書いていた「水平線の先にある夢」の続きをこちらで書いています。2018以前のコメント付き過去記事はFC2ブログにあります。https://w2002moni.blog.fc2.com/

「イルカがせめてきたぞっ」

小学生の時、夏休みに長崎の親戚の家に一定期間お世話になっていた。
そこの親戚の家には子供が3人おり、上2人が女の子で2つおいて末っ子に僕と同い年の男の子がいた。

そこの親戚の家には、当時の図鑑で「なぜなに学習図鑑」(小学館)なるものがあり、ときどき読んでいた。
その図鑑はシリーズもので何冊もあったのだが、その中に1冊に
「なぜなにからだのふしぎ」
というものがあった。

その内容は小学生の感性をそそるものであり(今から考えると、ちょっと考えものだと思うが)
オカルト的な内容や、空想の世界がふんだんに含まれていた。

僕は、その中の2ページ見開きに描かれた絵とともにあったタイトルに目を奪われていた。

「イルカがせめてきたぞっ」

イメージ 1

何とイルカが陸に上がり、銃を持って人間を威嚇している絵がそこには描かれていた。

そこでは、イルカの知能が高いことを理由に(ナンセンスこの上ないが)攻めてくるなんてを描いていたのだ。

純粋だった僕は、その親戚のお姉ちゃん2人に聞いてみた。
「ねえ、イルカが攻めてきたらどうする?」

返ってきた答えは
「イルカが攻めてくることはなかけん、考えなくてよかと。イルカは攻めてこんとよ」
というものだった。

僕は、この返事に納得せず
「攻めてこんかもしれんばってん、”もし、攻めてきたら”どうすっか聞いちょっとよ?」
と聞き返した。
それでも、返事は
「絶対に攻めてこんけん、心配せんでよかっ!」
と言って、ちょっとした子供の言い合いを数日間続けていた記憶がある。

20年ぐらい経った頃、その兄弟の末っ子もその議論を覚えていたので、結構、しつこく議論していたことがわかる。
それでも、今になってもこんな返事では納得できないのだ。


そこで、自分が親になって、最近、小学1年生の息子が図鑑を見るようになったので、
『昔、「なぜなに学習図鑑」なる図鑑があって、その中に「イルカがせめてきたぞ!」というのがあった。
そして、攻めてきたらどうするって聞いても、答えてもらえなかった』
という話しを息子にした。
そうしたら、近くでそれを聞いていたかみさんが
「イルカはやさしい動物だから攻めて来ないよ」
と言うのだ。
”女の人ったら、みんなこんな感じなんだからっ”
僕は、「また、そんな答えか?」とガッカリしていたとき
息子が
「イルカがせめてきたら、爆弾落とせばいいんだよ!」
と言った。
”爆弾”というものをどこで覚えてきたか知らないが、
ともあれ、これで、僕の数十年来のストレスが発散された瞬間になった!
やっぱり、男の子だよね!


この「イルカがせめてきたぞ!」って、僕だけが、印象に残っていると思ったら
今回、インターネットで検索してみてビックリ。
なんと、2年ほど前から大きな話題でブームになっていたようなのだ。
それも、あの「なぜなにからだのふしぎ」に載っていた絵が検索するとたくさん出てくる。
やっぱり、子供心って、似たようなものなんですね!

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