いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

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「詩小説」

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僕が生まれて初めて買ったレコード、それがオリビア・ニュートン・ジョンの「詩小説」である。

当時の僕は、短波ラジオの海外放送聴いたりしていたりして、外国への憧れも強く洋楽中心に聴いていたのだ。

最初、何を買おうか迷っていた。


ちょうど、TBSの朝の情報番組で「おはよう720」(のちに「おはよう700」)

のキャラバン2という旅紀行コーナーで

ダニエル・ブーンのビューティフル・サンデーがヒットした後ぐらいだったと記憶している。

ビューティフル・サンデーはユーラシア大陸横断編だったが、次のアメリカ大陸縦断編での

イメージソングがオリビア・ニュートン・ジョンの「カントリーロード」だったのだ。

ジョン・デンバーのカバー曲なのだが、この頃、すぐに日本でもヒットして田中星児さんがカバーしてこちらも大ヒットとなった。



当時は、クイーン、ベイ・シティ・ローラーズ、キッス、カーペンターズ、ABBA、ビリー・ジョエルなどが人気があり

どのレコードを買おうか迷っていた。

クイーンの「世界に捧ぐ」(伝説のチャンピオンの入っているやつです)がFMでエアチェックできたので

わざわざレコード買わなくてよくなったこともあり、

僕はオリビアオリビア・ニュートン・ジョンの「詩小説」を買うことにした。

やはり、ベスト盤の発売ということでお買い得感があったということもある。

買ってみると、歌詞カードと解説書が入っていて、ちょうど英語を習い始めたこともあり

何回も何回も読み返したものだ。

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- SIDE 1 -
1. カントリー・ロード(故郷へ帰りたい)
2. イフ・ノット・フォー・ユー
3. チェンジ
4. レット・ミー・ビー・ゼア
5. 愛しい貴方
6. 愛の告白
7. そよ風の誘惑

- SIDE 2 -
1. ジョリーン
2. プリーズ・MR・プリーズ
3. 秋風のバラード
4. レット・イット・シャイン
5. 一人ぽっちの囁き
6. たそがれの恋
7. サム


これらの曲の中で思い出に残っているのが、「たそがれの恋」

僕はインフルエンザで高熱を出して家で寝ていて、ラジオを聴いていた。

そのとき聞こえてきたのが、「たそがれの恋」で、曲の題名の響きとともにオリビアの歌声は

横になった僕の頭の中でやさしく甘い未来を夢見させてくれるものだったのだ。

同時に「サム」も同時期にヒットして脳裏に焼きついたメロディである。


「詩小説」は今も大切に持っている。



やっと新居でも音楽が聴けるようになった。

オーディオマニアのお爺ちゃんにもらったスピーカー、アンプ、チューナー、CDプレーヤーをセッティングしたんだ。

マニアの雑誌でもかなりいい音の出るスピーカーだそうである。たしかに音はよさそうだ。

そう、今の家には足りないものがあった。

それは”音楽”だったのだ。