いつも笑顔で!(「水平線の先にある夢」の続きブログ)

Yahoo!ブログで書いていた「水平線の先にある夢」の続きをこちらで書いています。2018以前のコメント付き過去記事はFC2ブログにあります。https://w2002moni.blog.fc2.com/

Do They Know It's Christmas

今年もクリスマスが近づいてきました。

街がきらびやかなイルミネーションで飾られ、華やかになってきました。

この季節になるといろいろなクリスマスソングが聴こえてきます。


必ず聞こえてくるのが、

ユーミンの「恋人がサンタクロース」とか
山下達郎の「クリスマス・イブ」とか
ワムの「ラスト・クリスマス
などの名曲です。


これらの曲と一緒に僕がここのブログで投票の選択肢に入れていたのが




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偶然ですが、今日(もう日付は昨日ですが)の朝日新聞の朝刊に
ブームタウン・ラッツボブ・ゲルドフ氏の寄稿記事が載っていました。
地球温暖化対策の寄稿記事でしたが、僕にとってこのブームタウン・ラッツというのは
何と言っても日本でも大ヒットした「哀愁のマンデイ」です。
せんだみつおさんがこの曲を語るときいつも

”社会現象の憂鬱を感じます。”

と言っていたのを思い出します。

そのボブ・ゲルドフ氏がエチオピアで起こった飢餓にショックを受けて、
提唱したのがこのチャリティ・プロジェクトのバンド・エイドです。



参加者には当時のイギリスのスーパースターが集結していました。


などなど、そうそうたる顔ぶれでした。

そしてあの名曲「ラジオ・スターの悲劇」バグルス)のトレヴァー・ホーンも参加していたのでした。


この活動がきっかけになりアメリカでもすぐに
USA For Africaの「We Are The World
というものが出てきました。

やはり最初にやったボブ・ゲルドフはえらいと思います。



このビデオクリップが最初に日本で紹介された頃は、
すごいメンバーの集まりにびっくりさせられました。

当時、日本で人気があったのは
カルチャークラブ、デュラン・デュラン、ワムが圧倒的にヒット曲を次々に飛ばしていた頃であり、
この頃までは日本でのシングルヒット曲は少ないもののポリス、U2も人気はあったと思います。
バナナラマは何と言っても「ヴィーナス」が日本でも大ヒットしましたね。
スタイル・カウンシルはこのころの日本では渋い存在。
一番このビデオでアップされ独唱部分も多いポール・ヤングに関しては、
日本でもそこそこ知られてはいたものの、そこまで日本でブレイクしていたとは思えず、
そこは本国イギリスとの温度差があったところでしょう。
僕個人的にはシーナ・イーストンにも参加して欲しかったところです。


このビデオクリップの映像が流れ始めたときには当時の友達と
「あれ、すごいメンバーだよね」
から始まり、他の何人かの友達ともバカばっかり言っていた頃でしたから
ボーイ・ジョージは嫌われてるから、一人でしか映っていない」
とか
「せっかくいいリズムに乗ってきたときに、U2のボーノが乱してる」
とかバカなことばかり言い合っていました。


このビデオクリップは当時の洋楽番組で洪水のように流されていましたし、
自分のビデオテープにもたくさん録画されていましたから、
このビデオクリップは何百回も観て、
もう最初のフレーズから最後まで、この部分は誰が歌っているというのを完璧に
覚えていました。

僕らはそれぞれのアーティストのマネをしながら歌ったりしてました。
懐かしいです。

僕にとってはこのビデオクリップと同様のつくりになった
USA For Africaの「We Are The World」より印象が強いですし、
メロディラインもこっちの方が好きです。

やっぱり僕も大多数の日本人と同じようにアメリカンロックよりブリティッシュ・ポップ
の方が好みなんですね。



今回、この曲をアップするということで初めて歌詞の日本語訳を読みました。
歌詞を意識したことはなかったけど、やっぱりこういう内容の歌詞だったんだな(^.^)

It's Christmastime; there's no need to be afraid
At Christmastime, we let in light and we banish shade
And in our world of plenty we can spread a smile of joy
Throw your arms around the world at Christmastime
But say a prayer to pray for the other ones
At Christmastime

It's hard, but when you're having fun
There's a world outside your window
And it's a world of dread and fear
Where the only water flowing is the bitter sting of tears

And the Christmas bells that ring there
Are the clanging chimes of doom
Well tonight thank God it's them instead of you
And there won't be snow in Africa this Christmastime

The greatest gift they'll get this year is life
Oh, where nothing ever grows, no rain or rivers flow
Do they know it's Christmastime at all?

Here's to you, raise a glass for everyone
Here's to them, underneath that burning sun
Do they know it's Christmastime at all?

Feed the world
Feed the world

Feed the world
Let them know it's Christmastime again
Feed the world
Let them know it's Christmastime again 

クリスマスだ。何も恐れることはない。
光を受け入れ闇を消し去るのだ。
満ち足りた世界に喜びの笑顔を届けよう。
さあ、クリスマスの時、世界に手を差し伸べよう。
隣人の為に祈ろう。クリスマスなのだから。


幸せな人には難しいかもしれない。
でも、窓の外にも世界があるんだ。
不安と恐れがあり、流れている水は身をきるような涙の水だけの世界。

そこで鳴るクリスマスのベルは世の終わりを告げる。
今夜は神に感謝しよう。自分がそこにいないことを。
アフリカでは今度のクリスマスにも雪は降らない。
今年彼らが受け取る最高の贈り物は命。
ああ、何も育たない、雨も降らない。
こんな地で彼らはクリスマスの時だという事を知っているのだろうか。

さあ、みんなの為に乾杯しよう。
太陽の下にいる彼らの為にも乾杯
彼らはクリスマスの時を知っているのだろうか。

食糧を世界に。
食糧を世界に届けよう。


食糧を世界に。
彼らにクリスマスを知ってもらおう。
食糧を世界に。
またクリスマスが来る事を知らせよう。