今日はかねてから騒がれていた皆既日食の日だった。
僕も子供の頃、下敷きにかざして部分日食を見た記憶があるから
今回も見れるものならと思っていたが、関東地方は朝から雨、
日食が始まる10時ごろになっても一向に雲は晴れてくれなかった。残念。
そして、部分的に太陽が隠れることによって暗くなるかななどと思っていたものの
最初から雲に覆われて暗くなっていたので、それも体感できず。
こういうには運だからどうしようもなかった。
少しでも雰囲気を味わいたくて、インターネットの生中継を見ていた。
なかなかつながりにくかったが、何とか硫黄島からの中継ラインを確保。
船からの映像なのか画面が絶えず揺れていた。
ずっと見ていて、太陽が完全に隠れると、周りに白い光が光っているのが見えて、
なかなかの映像であった。
そして、なかなか太陽が出てこないなと思っていたら、だんだん右上の光が強くなってきて
ついにダイヤモンドリングが見えたのだった。
このときの光の出る瞬間はまさに、2001年宇宙の旅の「ツァラストラはかく語りき」が
バックに流れているイメージである。
義兄夫婦はこの日食を見るために、奄美大島までツアーで出かけたようである。
一眼レフのデジカメまで購入していたみたいだから、幸運を祈るばかりである。
次回、日本で皆既日食を見ることができるのは、
「2035年に富山と茨城を結ぶ一帯で」
だそうである。
ということだから、34年後ということになる。
そこまで生きていたいものである。
しかし、金環日食の方は2012年5月21日に関東でも見れるそうだから、3年後である。
こちらの方は大丈夫かな?